−狩場山を登頂後、一気に雨竜町へ。ダイナミックな1日−
行程図
旅行記
4時に起床。どんよりと曇っている。雲の切れ間は無いが、雨も降っていない。決行である。パンをほおばる。
道の駅「よってけ!島牧」のすぐ横から千走川に沿って登山口の賀老高原への車道が延びており、高原まで快適な舗装路が続いている。目指す狩場山の最短の登山口となる千走新道コースの登山口へは、さらにダートの車道を5分ほど進む。ガスが切れ、狩場の頂稜部が見えてきた。「やはり私は晴れ男なのか」ここ最近すっかり無くしていた根拠の全く無い自信が蘇る。とアホなことを考えていたら、登山口のすぐ手前にある駐車場をオーバーラン。すごすごと戻る。
賀老高原まで戻り、賀老ノ滝を探勝する。しかし、滝まで下り10分、登り20分という急降下の遊歩道。「行きはヨイヨイ、帰りは…」である。滝はもちろん素晴らしかったが、疲れた体には帰りの急登はきつかった。
島牧に降りる。漁り火温泉に3回も入るのも芸が無いので、隣の寿都(すっつ)町の寿都温泉ゆべつのゆに入ることにする。都合よく始業と同時に入湯。広い湯船を独り占めにしての一番風呂は最高! のんびりと露天風呂に横たわり、登頂の喜びにひたった。
昼食はまたも余市のガーデンハウスにて。今回はツブ貝づくし。今日も大満足で余市を後にし、次の目標暑寒別岳の玄関となる雨竜町へ行くため、小樽から高速道に入り、一気に札幌を通過、滝川ICへ。石狩川を渡るとそこはもう雨竜町。登山口の雨竜沼湿原ゲートパークに入る前に一風呂浴びたくなったので、北隣北竜町のサンフラワーパーク北竜温泉に寄り道。(雨竜町に日帰り入浴施設(温泉じゃないが)があるのを知ったのは、暑寒別岳の登山後だった。)
コンビニで買出しをしてから、ゲートパークへ。道はダートと舗装路が半々といったところ。近いうちに全線舗装路になるんだろう。ゲートパークは予想通り恐ろしいくらいに整備されていた。夕方なのに、まだ多くの人で賑わっている。楽しそうな家族連れを見て、娘と息子の顔が浮かぶ。自分勝手で都合の良い孤独感にしばしの間、浸ってみる。家族の皆さん、スンマセン。今日も車内で寝ようと思ったが、南暑寒荘が他に1人しか客がいなかったのと、1泊500円だったので、宿泊することにした。
明日も天気は今ひとつのようだ。しかも暑寒別までは今山旅で最長のコースタイム12時間という長丁場である。少々不安であったが、群馬から来られた50歳台の高校の先生が暑寒別に明日行くと言うので、御一緒することにし、4時出発の約束をした。
参考タイム
7/31 | 道の駅「よってけ!島牧」 04:40 ⇒ 05:00 千走新道コース登山口(狩場山登山) 08:15 ⇒ 08:25 賀老ノ滝駐車場(賀老ノ滝往復) 09:00 ⇒ 09:20 島牧 09:30 ⇒ 10:05 寿都温泉ゆべつのゆ 10:40 ⇒ 12:15 余市 14:00 ⇒ 16:35 サンフラワーパーク北竜温泉 17:10 ⇒ 18:00 雨竜沼湿原ゲートパーク |
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