−昨年に引き続き、グルメと温泉がメインの上信越おちゃらけ旅行−
山行概要
2016年7月16日(土)〜18日(祝) | ||
高峰高原 | ||
K、私 | ||
京都〜上田〜草津温泉 | 草津温泉〜真田の郷〜小諸〜高峰温泉 | 高峰温泉=0:25=高峯山=0:20=高峰温泉【0:45】 池ノ平口=0:35=三方ヶ岳=0:30=池ノ平口【1:05】〜赤倉温泉〜敦賀〜京都 |
記録文(写真はクリックで拡大)
7/16 曇り時々晴れ
海の日の3連休は、ここ何年か連続して信州に行っている。山は二の次でグルメと温泉が主目的である。
初日の宿はお気に入りの草津温泉を予約した。渋滞を避けるために、京都を5時過ぎに出発し、一気に上田に向かう。
上田の名物、焼き鳥が気になっており、昼から空いてる店を探すと、北国街道の趣ある町家が並ぶ通りに、「隠れ家 えん」さんを発見。何と、10時から営業しているのだ。
趣ある町家が並び、町家を改装したショップが多い。「隠れ家 えん」さんもこの通りにある。
これが上田の名物! すり下ろしたニンニクに、りんごと醤油を混ぜた信州上田のオリジナル「美味だれ」をかけていただくのだ。
盛り合わせ6本で、1000円! 安い! 私は昼前から運転をKに押し付け、昇天…
すっかり出来上がってしまったので、もう温泉に入ろうということで、草津温泉へ向かう。
草津は、標高1000mを優に超えているので、肌寒い位である。予約しておいた「草津温泉326 山の湯ホテル」にチェックインし、近くの「大滝乃湯」さんで、のんびり温泉を満喫する。今回は、観光地を回るというよりは、体のオーバーホール優先である。
そして、夕食は、草津温泉ナンバー1の呼び声高い、「居酒屋 源氏」さんを予約しておいた。
18時の始業と同時に予約しておいたが、当然ながら満席で、何十人も断られて帰っていった… まずは、馬刺しを… ボリューム満点!
和牛ロースも頼んでしまった。肉ばっかり…
大満足で店を後にし、夜でも大勢の人で賑わう湯畑を散策してから、早々に寝た。
7/17 曇り時々晴れ
のんびり朝食をとってから、出発。全く急がない旅なのだ。
今日の宿は高峰高原ホテルを取ってあるが、決まっているのはそれだけで、とりあえずは、ミーハーだけど、真田の郷に行こうか。
私のお気に入りの場所。もう3回ほど来ているかな。涼味満点で、真夏でも爽快な散策が楽しめる。
まずは、真田氏歴史館を訪れ、これまでの歴史をおさらいする。18年前にも、ここに来たはずだったが、すっかり記憶が飛んでいる…
そして、小雨の降る中、すぐ隣の森にある真田氏館跡へ。
真田氏館跡は、真田氏の上田城築城以前の居館と言われており、有事の際に真田氏本城に籠る以外は、ここで政務をつかさどっていた。
四方は土塁で囲まれ、当時の遺構として大手門、搦手門、東門がある。また、東曲輪には、真田昌幸が上田城に移る時に勧進したといわれる皇太神社が建っている。
続いて、山家神社へ。
山家郷(真田郷)の産土神が祀られた歴史ある神社。四阿山の頂上に奥宮をおき、山岳崇拝・水分(みくまり)の神としても尊ばれている。
真田一族のほか歴代の上田城主にあつく崇敬された。隣には真田神社が建っている。
ここにはかつて白山寺という寺院が建てられていたが、明治維新の神仏分離令によって廃寺となり、その跡地に建立されたのが、この真田神社であり、真田一族と戦没者の英霊を祭神として祀っている。
次は、真田氏の菩提寺である長谷寺(ちょうこくじ)へ。細い車道を一気に山手へ入って行く。
1547年(天文16年)真田幸隆が晃運和尚を迎え、種月庵と呼ばれていたのを、真田山長谷寺として創建、菩提寺とした。
昌幸の代を経て1622年(元和8年)信之が松代へ移封となり、同地へ長国寺を建立したので、現在はその末寺となり今日に及んでいる。境内の最上部の森の中には、真田幸隆夫妻と真田昌幸の墓が静かに佇んでいる。
真田の郷、最後のスポットは、信綱寺(しんこうじ)へ。
信綱寺は、真田昌幸の兄で、長篠合戦で討ち死にした、信綱と昌輝の菩提寺である。昌幸が、昔、真田氏の屋敷があった由緒ある地に建立したという。
腹が減ってきたので、小諸へ移動する。
小諸と言えば蕎麦屋であり、北国街道入口の本町にある、老舗の「丁子庵」さんへ突撃する。ビールと天ざる他で昇天し、Kに運転を押し付け、そのまま懐古園へ。
白砂山のアフターで行った時以来で、4年振りであるが、何回来ても、心が落ち着くところだ。
今日も、まだ15時過ぎだが、のんびりしたいので、高峰温泉に向かう。この日も温泉で沈没した。
7/18 晴れ後曇り
3日目にして初めて、朝からスカッと晴れている。なので、Kを置き去りにして、私だけ朝飯前ハイクで、高峰山の往復へ。
高峰温泉のすぐ横から登山口が始まっている。
蜘蛛の巣が何度か顔面を直撃するが、かまわず突撃し、一気に高峰山の山頂へ。雲海の向こうに八ヶ岳が見渡せた。
宿に戻り、豪勢な朝食後、車で池ノ平に向かう。
4年振りの池ノ平湿原は百花繚乱だった…
三方ヶ峰も再登し、湿原を一周して車へ戻った。 この後は迷走状態。中央道や名神の渋滞を避け、上信越道で、なぜか、新潟は赤倉温泉へ。
大露天風呂の「滝の湯」に入ってから、さらに上信越道から北陸道を長躯ドライブし、敦賀へ。
敦賀では超人気店の「地魚料理 まるさん屋」に潜り込むことに成功、海鮮を堪能する。
またも運転をKに押し付け、小浜、朽木経由で帰洛した。
参考タイム
7/18 | 高峰高原ホテル 5:20 ⇒ 5:45 高峯山 5:50 ⇒ 6:10 高峰高原ホテル 池ノ平口 8:55 ⇒ 9:30 三方ヶ岳 9:35 ⇒ 10:05 池ノ平口 |
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諸国名山探訪
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