赤坂山・三国山

赤坂山・三国山


明王ノ禿にて明王ノ禿にて


【日 程】1994年5月28日(土)
【人 数】男1人、女1人
【コース】マキノスキー場=0:40=ブナノ木平=0:35=粟柄越=0:15=赤坂山=0:45=三国山=0:40=黒河越=1:50=白谷集落=0:25=マキノスキー場【5:10】

【記録文】
 5:40 R161をぶっとばし、枚方からは2時間余りでスキー場に到着。予想通り誰もいない。スキー場の上部に赤坂山の稜線が朝日に輝き、とても美しい。
 6:05 準備完了し、スキー場を出発。登山口はスキー場の右上方にあり、そこからしばらくは階段の登りが続く。
 6:45 ブナノ木平着。展望の良い台地である。ここから高原状の赤坂山の稜線が手に取るように見える。
   平からは、いったん下り、沢筋の涼やかな道を進む。この辺りの新緑はまさに緑のシャワーを浴びているよう。尾根を1本巻き、なおもゆるやかに登っていくと、周りはしだいに高原地帯となってくる。
 7:30 粟柄越着。送電線の鉄塔が少々目障りなものの、笹原の爽やかな峠だ。ここから赤坂山へは快適な稜線漫歩が楽しめる。
 7:40 赤坂山着。さえぎるもの何一つ無い、頂らしい頂だ。伊吹、鈴鹿、比良、琵琶湖、そして奥美濃のさらに奥には白山がぽっかりと浮かんでいる。残雪の様子まではっきりと分かるほどだ。やっぱり山は早立ちに限るとひとりうなずく私であった。
 8:35 結局1時間近くもピークで展望を満喫してから、やっと縦走を開始する。ほとんどが新緑に覆われた平坦なルートだが、途中には明王ノ禿と呼ばれるガレ場もあったりして、なかなか変化に富んでいる。
   三国山は縦走路から少し離れており、分岐からのピストンになる。これが階段の直登で、結構辛い。
 9:20 三国山着。赤坂山より高いが、展望はほとんど無い。また蜂がうようよ飛んでおり、落ち着いて休憩できない。そそくさとピークを後にする。
 9:40 先程の分岐に戻り、縦走路を少し進むと、清流の流れる小平地に出る。あまりに気分の良いところなので、かなり早いがここでランチにする。
10:10 縦走再開。すぐに木道の付けられた湿原地帯となる。ここを過ぎれば樹林帯に入り、だらだらと下っていく。このあたりブナの木が見事である。
10:35 黒河越着。ここから白谷まで長い林道歩きが待っている。ガイドブックではコースタイム2時間半と記載されており、覚悟して歩くも、あまりに周囲の新緑が素晴らしいので、全く苦痛にならなかった。
12:30 白谷集落着。ここにはラジウム温泉が湧いている。「八王子老人憩いの家」で入浴可能であることの確認をしてから、さらに車道を進み、スキー場へ向かう。
12:50 スキー場着。すぐに車で白谷に引き返し、温泉に飛び込んだのは言うまでもない。


       inserted by FC2 system