−震えるほどのスーパー快晴!! 登りたい山がまた増えてしまった…−
山行概要
1999年10月10日(日) | |
会越国境 | |
快晴 | |
りかさん(♀)、私 | |
桜尾根登山口=0:55=嘉平与ポッチ=0:25=前岳=0:15=浅草岳=1:30=桜尾根登山口【3:05】 |
記録文
4時半起床。やはり一晩で膝の調子が良くなる訳もなく、荒沢岳は諦めて、浅草岳の楽勝ルートに向かうことに。
浦佐駅を5時過ぎに出発。朝もやの魚沼盆地の彼方に越後三山のシルエットがおぼろげながら浮かぶ。昨日走ったR252を西進し、大白川駅の交差点を左に折れ、五味沢へ。破間川対岸の斜面に見える洞窟風呂に思いを馳せながら、さらにダートの林道を奥へ。当初の予定ではネズモチ平から登る予定であったが、すでに駐車場は満杯で断念、林道終点の桜尾根登山口までやむなく進んだ。ここも駐車場はほぼ埋まっていた。まだ7時前なのに・・・
さすがに人気の山&体育の日だけあって、登山口はすごい賑わい。おりしも団体さんが登り始めようとしていたので、準備体操もそこそこに先に登り始める。しばらくは樹林帯の登りが続く。しかも足下は泥濘。登りなのに足を取られることもしばしば。苦労しながらも先行グループを次々とパスしながら登ると、嘉平与ポッチ手前で不意に視界が開ける。眼前に越後三山、荒沢岳、平ヶ岳、燧ヶ岳が展開し、一気にボルテージが上がる。
前岳の分岐からは木道の敷き詰められた湿原となる。昨日の守門岳よりは紅葉の進みが早いようで、周囲の木々はかなり色付いている。
燧ヶ岳(左)ほか。最高の展望です。
ピークはほぼ満員札止め状態で座る場所を確保するに苦労したが、腰を落ち着けるとゆっくりと山座同定に勤しむ。今まで見えた山に加え、至仏山、会津駒ヶ岳、飯豊連峰、吾妻連峰、磐梯山、日光白根山、粟ヶ岳、会津朝日岳と、東北・越後の山々の大展望に酔いしれる。ピークでのひとときは瞬く間に過ぎ去っていった。
ピークからの守門岳。昨日たどった稜線が指呼の間。ピークハントの喜びがふつふつと湧いてくるひと時。
下から続々と上がってきたので、泣く泣く下山開始。もときた滑りやすい急坂を慎重に下る。
早朝だった登りのときに比べ、草紅葉はより鮮やかさを増している。
それにしても足は絶不調… 左膝はほとんど曲げるのが辛い状況で、明日以降登れるのかかなり不安になる。タイムの短さにも助けられ、何とか登山口に降り立つ。
林道の下り走行が大変だった。入山者が多く、駐車場から溢れた車が待避所に停めているもんだから、離合が非常に困難。何度もバックを繰り返し、やっとのことで幅広の車道まで降りる。
さあ、お目当ての洞窟風呂(ニュー浅草岳温泉)へ。ホンマに岩盤をくりぬいて湯船が作ってある。旧入広瀬村村長の発案と聞くが、なかなかやりますね。くりぬいたところが開放されていたらもっとよかったんですが、なかなかイイ風呂でした。
さっぱりした後は併設の日中友好飯店で本場の中華料理と生中5杯で真っ昼間からグロッキー状態。(エビのチリソースはけっこういけました)
りかさんに運転を押し付け、爆睡…(すいません) その間に車はR252六十里越で会津に進入。やっと只見で目が覚め、会津塩沢では私が一番に尊敬する人物、河井継之助終焉の地にある記念館を訪ねる。関西からここまで来るには相当苦労することもあって、私は呆れ返るりかさんを尻目に一人超興奮状態。
さらにロングドライブが続く。会津坂下から磐越道に入り、新潟に入ったのはとっぷりと暮れた20時。ビジネスホテルに投宿〜
ホテル近くの寿司屋で鮨と寒梅&雪中梅を堪能し、早々に寝た。足の調子が良ければ、二王子岳に登ろう。
参考タイム
10/10 | 桜尾根登山口 6:50 ⇒ 7:40 休憩 7:45 ⇒ 7:50 嘉平与ボッチ 7:50 ⇒ 8:15 前岳分岐 8:15 ⇒ 8:30 浅草岳 9:05 ⇒ 9:30 前岳分岐 9:30 ⇒ 9:45 嘉平与ボッチ 9:50 ⇒ 10:40 桜尾根登山口 |
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