岩殿山・足和田山

岩殿山・足和田山


【日 程】1996年1月14日(土)
【天 気】快晴

 私は仕事でたまたま東京に所用があったので、前日は川崎の連れの家に泊まる。大月駅で待ち合わせをするが、京都から夜行バスで来る予定の2人が高速の渋滞のため、相当遅れるとのこと。連れの一人は散髪まで済ませる始末。それでも時間が余ったので、前から気になっていた岩殿山に登ることにする。


岩殿山への登りの途中から大月市街、富士を望む 岩殿山への登りの途中から大月市街、富士を望む


 岩殿山
【メンバー】男3人
【コースタイム】JR大月駅=1:00=岩殿山=0:45=JR大月駅【1:45】

【記録文】
 8時ジャストに駅を出発。駅前の商店街を東に向かい、高月橋で桂川を渡ると、すぐに登山口が現れる。のっけからジグザグの急登を繰り返す。背後に雄大な富士が浮かび上がってくると、丸山公園は近い。公園から見上げる岩壁はまさに覆い被さってくるかのようだ。なおも岩壁の縁をジグザグにひたすら登れば、頂稜部に達し、城跡がある。大月の町がすぐ真下に見える。富士大菩薩も素晴らしい。ピーク自体は、アンテナが乱立し、展望はいま一つである。
 しばらく展望を楽しんでから、もと来た道を駅まで戻った。

 やっと10時半になって2人が到着、協議の結果、コースタイムの短い足和田山に登ることにし、富士急、バスを乗り継ぎ、足和田山登山口の大嵐バス停へ。しかし、時刻はすでに13時半を回っていた。


足和田山へ向かう 足和田山へ向かう


 足和田山
【メンバー】男4人、女1人
【コースタイム】大嵐=0:15=天神峠=0:45=段和山=0:35=足和田山=0:40=三湖台=0:35=紅葉台入口【2:45】

【記録文】
 バス停から民家の横をすり抜け、落葉の敷き詰められた山道へ。ひと登りで社のある天神峠。ここからほぼ稜線沿いにゆるやかに登っていく。段和山はいつのまにか通り過ぎ、自然歩道特有の足幅の合わない階段を延々と頑張る。足和田山には15時半着。完全無欠の富士が望める。しかし、風がモロに吹き抜け無茶苦茶寒い。湯を沸かし、暖をとるが、30分が限界だった。這々の体でピークを後にする。
 日没が近づいてきた。幅の広い自然歩道を駆けるように進む。たいしたアップダウンもなく、三湖台へ。足和田山を凌ぐ大観が広がる。特に眼下に果てしなく広がる青木ヶ原樹海は関西人の私には非常に物珍しく思えた。


三湖台からの青木ヶ原樹海、毛無山 三湖台からの青木ヶ原樹海、毛無山


三湖台から夕暮れの富士を望む 三湖台から夕暮れの富士を望む


 17時前に三湖台を出発。紅葉台直下で辺りは真っ暗。車道を坦々と下り、紅葉台入口のバス停には17時半に到着した。

 バス停の公衆電話でタクシーを頼み、本栖ハイランドロッジへ。昨年2月にも御正体山の後に毛無山を目指し、ここに宿泊したのだが、大雪で撤退してしまった。今回はどうやら大丈夫のようだ。宴会も程々にして明日に備える。

 翌日の毛無山記録文へ 


      

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