−山科から大文字へ。新緑を愛でる半日の山旅−
山行概要
2017年4月30日(日) | |
京都東山 | |
快晴 | |
単独 | |
京阪山科駅=0:15=毘沙門堂=1:00=大文字山=0:10=大文字火床=0:25=鹿ケ谷【1:50】 |
記録文(写真はクリックで拡大)
絶好の好天が見込まれたが、夕方からお仕事…(涙)
それでも、少しでも新緑を味わいたい。そう言えば近くの大文字山は裏手の山科側から登ってなかったな… と言うことで、地下鉄東西線の始発で山科へ。
駅から北へ、住宅地の中をゆるやかに登っていくと、毘沙門堂の入口標石が現れる。
毘沙門堂は、前身を出雲寺といい、文武天皇の勅願により、大宝3年(703年)行基が開いたという。
創建寺は、相国寺の北にあったらしい。その後、平安時代末期には荒廃したが、近世に至り、天海とその弟子の公海によって現在地に移転・復興され、後西天皇皇子の公弁法親王が当寺で受戒し、晩年にはここに隠棲した。
以後、門跡寺院となり、「毘沙門堂門跡」と称されるようになった。
本堂は、本尊毘沙門天像(秘仏)を安置する。
のんびりと参拝後、川に沿って山に分け入っていく。舗装路、ダート、山道と徐々に道は細くなり。かなり山中に分け入ったところで、ルートは二つに分かれ、私は右手の急峻な近道ルートを取る。確かに一気に斜面を直上し、ダートに飛び出す。しばらくダートを進むと、登山道の入口が再び現れ、大文字山頂へ続く稜線沿いの京都一周トレイルに合流し、数分で大文字山頂。
昔はもっと木に囲まれていたような気がするが、今は、東南部方面が綺麗に刈り払われ、山科方面を含め、京都市内が一望である。 山頂から、しばらくゆるやかに下る。トレラン風情の方と2,3すれ違う。格好のトレーニングコースなんだろう。
すぐに火床へ。ここからは、市街がまさに真下だ。自宅マンションも判別できる(笑)
いつもは銀閣寺へ下るのだが、今日は初めて火床沿いに下り、谷沿いの急峻な下降を慎重に下ると、一気に鹿ヶ谷に着陸した。
参考タイム
4/30 | 京阪山科駅 5:45 ⇒ 6:00 毘沙門堂 6:15 ⇒ 6:55 急登・緩登分岐 6:55 ⇒ 7:15 大文字山 7:20 ⇒ 7:30 大文字火床 7:40 ⇒ 8:05 真如堂前バス停 |
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