大仏鉄道跡

−寒風吹きすさぶ悪コンディションの中、木津から奈良まで幻の大仏鉄道跡を行く−

   

山行概要

日 程
2013年1月19日(土)
山 域
大仏鉄道跡
天 気
曇り時々晴れ
メンバー
Sさん、私
コースタイム
JR加茂駅=0:30=観音寺橋台=0:20=梶ヶ谷トンネル=0:40=黒髪山トンネル跡=0:30=近鉄奈良駅【2:00】

記録文(写真拡大はクリック)

 広島からSさんが来られたので、前から気になってた大仏鉄道跡の軽ハイクを企画、京都駅で落ち合い、加茂駅へ。
 駅の西口から歩き出す。すぐに赤煉瓦の建物が線路脇に現れる。

ランプ小屋跡 10:35

 当時の鉄道用灯火の主力だった石油ランプ用燃料の保管庫跡であり、さすがに頑丈な造りとなっている。
 線路をまたぎ、C57が展示されている公園を横目に再び線路をまたぎ、だだっ広い耕作地を進むと、今度は線路をくぐる個所に出る。

観音寺橋台 11:05

 現在の関西本線の橋台の隣に大仏鉄道の橋台跡がひっそりと佇んでいる。
 何の工事か知らないが、大規模な造成工事がこの辺り一帯で行われていて、見どころの一つである鹿背山橋台は迂回させられたため、見ることができなかった。ゴルフ場の脇を抜け、梶ヶ谷トンネルへ。

梶ヶ谷トンネル 11:30

 トンネルの向こう側は工事のため、立ち入りができなくなっている。この少し先に煉瓦造りで赤橋と言われる今も車道が上を通る現役の美しい橋があるのだが、工事の関係で近づくことができず、泣く泣く橋上を通過する。
 ここからは、奈良へ続く県道44号線を淡々と進む。

黒髪山トンネル跡 12:30

 ゆるやかに車道を登り切った所が大仏鉄道最高点だった黒髪山トンネル跡。現在は山が切り開かれ、はるか頭上に跨道橋が通っている。ちなみにこの跨道橋は奈良県で最も高い橋らしい。
 後は奈良市内までのんびり下るだけ。近鉄奈良駅近くのスペインバルで打ち上げとなった。

参考タイム

1/19JR加茂駅 10:3511:05 観音寺橋台 11:1011:35 梶ヶ谷トンネル 11:5012:30 黒髪山トンネル跡 12:3013:00 近鉄奈良駅

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