伯耆大山

伯耆大山


【日 程】平成元年11月3日(金)
【人 数】単独
【天 気】晴れ後曇り
【コース】JR大山口駅=BUS=大山寺=0;35=二合目=0:45=六合目=0:50=弥山=0:35=元谷堰堤=0:20=大神山神社=0:10=大山寺【3:15】

【記録文】
 夜行の「だいせん」に乗って米子で下車。大山口まで戻り、そこからバスで大山寺に到着。
 寺から仰ぎ見る大山は、その北壁を屏風のように広げ、威容を誇っている。さっそく登山口に取り付くが、予想通りの急登。黄葉したブナ林の中をジグザグに登山道が延びてゆく。途中、阿弥陀堂に立ち寄り水を補給。かなり道は急なようだが、見た目ほどしんどくない。天気は快晴。気持ち良く高度を上げていく。徐々に展望がきくようになると、避難小屋のある六合目。飯豊の立派な避難小屋で5泊もして目が肥えている私にはかなり貧相に見えたが、充分使用に耐えうるものであろう。六合目からの展望は素晴らしいの一語に尽きる。今まであんまり見せてくれなかった日本海が一気に広がる。隠岐がぽつんと浮かんでいる。弓ヶ浜の弧状にのびた姿も美しい。
頂上付近から弓ヶ浜を望む頂上付近から弓ヶ浜を望む
 六合目からはより展望のきく道を行く。左手前には常に大山北壁の凄惨な光景が目に入る。ダイセンキャラボクが目立ってくると八合目。ダイセンキャラボクはハイマツに良く似ているけれども、少し緑色が濃いようだ。道がどんどんゆるやかになってくる。それが木道に変わると九合目。ピークまでもう少し。さすがに頂上付近は風が強く肌寒い。時折風によろけながらも10時半に弥山に到着した。
剣が峰を望む剣が峰を望む
 ピークは人で溢れかえっていた。とりあえず証拠写真を撮ってから、ゆっくりと回りの展望を楽しむ。とにかく何でも見えた。奇怪な三瓶山、なだらかな蒜山、中国山地の重なりの向こうには石槌、剣山まで見えた。寒さを忘れ、眺望に食い入る私であった。
元谷堰堤付近元谷堰堤付近
 ピーク発12時。飛ぶように下る。1本で六合目に到達。ここから往路を離れ元谷コースを下る。丸太の階段が延々と続く、かなり強引な道だ。すぐにひざが笑い出し、コース選択をミスったと思ったが、我慢してたどり着いた元谷堰堤付近の紅葉は最高で、 思わずその場に佇んでしまうほどの美しさだった。ここから大山寺までずっと黄葉ロードが続く。この辺りは行者関係の史跡が多く、紅葉とあいまってなかなか良い雰囲気の散歩道である。最後は大山寺にお参りをして、晩秋の大山を後にした。

 この日は松江に泊り、翌日松江を観光した後、再び「だいせん」で帰阪した。


   

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