月山

−出羽三山をぐるっと一回り。のびやかな月山の頂稜を満喫−

   

山行概要

日 程
1989年8月29日(火)
山 域
出羽三山
天 気
晴れ
メンバー
単独
コースタイム
JR鶴岡駅=BUS=羽黒山=BUS=月山八合目=0:50=九合目=0:35=月山=1:00=施薬小屋=0:15=湯殿山神社【2:40】

記録文

 アプローチの様子は、「みちのくひとり山旅1989」をご覧ください。

 八合目には12時過ぎに到着。ここは定期バスが運行しているわりには、あまり観光地化していない。東北地方の学校の2学期がもう始まっていることもあるせいか、閑散としている。

八合目付近から月山を望む

 歩き始めるとすぐにのびやかな高原が広がる。弥陀ヶ原である。その雰囲気は雲ノ平に酷似しているが、雲ノ平のように周囲を高山で囲まれていないので、とても解放感がある。

九合目付近にて

 あくまでなだらかな稜線を1時間登りつめると、仏生小屋のある九合目である。出羽三山信仰の白装束の人々が多数いた。
 九合目からもルートは依然なだらかに天空へのびている。高山植物が咲き誇り、残雪もまだかなり残っている。

ピークから弥陀ヶ原を見下ろす

 風景はアルプスと遜色ないですね。手軽に登ることのできる地元の方が羨ましいです。

月山頂上の月山神社

 月山神社がその大部分を占めるピークへは14時前に着く。ここでは参拝料を払わなければピークは踏めない。参拝料を払うと、御祓いを受けてから、境内を一巡できる。
 ピークからは朝日連峰がすぐ目の前に。ここで昼食を取る。

 湯殿山へは西へ折れる。すぐ急な下りとなる。途中の鍜治小屋で一服。なおも急降下が続く。牛首を通過する辺りから林間学校の団休に包囲され、走って脱出。湿原が現れ始めると施薬小屋は近い。小屋からはさらに月光坂の急降下となり、鎖場も2、3箇所あって、結構しんどい。沢に飛び出すとあとは沢沿いの平坦な道が湯殿山神社まで続いている。
 湯殿山神社については他言が厳禁されているため、ここでは述べないが一見の価値がある所である。是非参拝料 (300円) を払って参拝したいところです。
 参拝を終えてバス停まで林道を下ろうとすると運良く参拝バス(季節運行)が来たので、月山山行はここでフィナーレとなった。

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諸国名山探訪

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