−最終日は、小雪が舞う中、箱根旧街道の歴史散策を満喫−
山行概要
2013年1月5日(土) | |
箱根 | |
曇り時々雪 | |
単独 | |
箱根関所跡=0:35=箱根峠=0:15=接待茶屋=0:30=山中城跡=0:50=錦田一里塚=0:30=三嶋大社=0:15=JR三島駅【2:55】 |
記録文(写真拡大はクリック)
昨日の沼津アルプスから続く最終日。生憎の曇り空で富士の姿は望むべくもない。と言う訳で山は諦め、箱根街道歩きへチェンジ。と言っても、この3日間で一番標高の高いところを歩くのである。ほとんど下りではあるが。
三島駅8時15分発のバスで箱根関所跡まで一気に運ばれる。約3年前にここから東坂へ下ったことがあるので、自然とスタート地点に選んだのである。
まずはR1の舗装路を箱根峠目指して登っていく。この日の唯一の登り区間である。路傍に雪が残る寒々しい状況。しかも小雪が降ってきた。歩いても歩いても体が温もらない。
車道をショートカットする街道が通じているはずだが、良く分からなかったのと、雪が深そうだったので、R1をそのまま進む。
箱根峠のすぐ下のゴルフ場入口に入り、しばらく進むと左に旧街道が分岐する。ようやくここから石畳の道になる。
石畳が雪と木々に覆われ、濡れているので、非常に滑りやすい。誰もおらず、心細くなる道だ。
何度か車道と交差しながら石畳を駆け下りると、不意に山中城跡の前に出た。
当然ながら城跡へ寄り道。
戦国末期に後北条氏によって築城されたもので、豊臣秀吉の小田原攻めに備えるため天正年間に大改修が行われた広大な山城。しかし、秀吉、秀次軍による総攻撃の前にわずか1日で落城したらしい。
ここからの富士の眺めは素晴らしいらしいが、残念…
先へ進む。笹原一里塚まで石畳が続く。舗装路の急坂であるコワメシ坂を一気に下り、膝がガクガクに…
○○新田と地名の付く辺りを嫌になるほど下り続ける。足裏も痛くなってきた。
この辺りは松並木が美しい。だいぶ三島が近づいてきたが、もうひと踏ん張りである。
愛宕坂、今井坂で下りはほぼ終了。東海道線を渡り、市街地を淡々と進む。
ようやく箱根八里の起点の三嶋大社に到着。この辺りで名物の鰻でも食ってやろうかと思ったが、どこも長蛇の列で、諦めてすぐに三島駅へ。
駅前の昼呑みできる居酒屋でフィニッシュ! 京都までの新幹線はワープでした。
参考タイム
1/5 | 箱根関所跡 8:55 ⇒ 9:30 箱根峠 9:30 ⇒ 9:45 接待茶屋 9:45 ⇒ 10:15 山中城跡 10:30 ⇒ 10:45 コワメシ坂上 10:45 ⇒ 11:35 錦田一里塚 11:35 ⇒ 12:05 三嶋大社 12:15 ⇒ 12:30 JR三島駅 |
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