白馬岳(大雪渓〜栂池)

白馬岳(大雪渓〜栂池)


 初めての北アルプス縦走。夜行バスで大阪を発った時は、鹿島槍と五竜を目指していたのだが・・・

【日 程】1985年8月12日(月)〜14日(水)
【山 域】北アルプス
【人 数】男3人
【コース】
 12日 猿倉〜白馬尻〜村営頂上小屋
 13日 頂上小屋〜白馬岳・杓子岳往復〜白馬山荘
 14日 白馬山荘〜白馬岳〜白馬大池〜栂池

【記録文】
 12日 曇り時々雨
 夜行バスの車中、当時高校2年生だった我々は、何が嬉しかったのかウイスキーのボトルをガブ飲み。私は松本付近で意識不明状態になり、扇沢で下車する予定が、全く動けないまま、猿倉まで運ばれてしまった。

ゲロゲロの私(右)ゲロゲロの私(右)

 体が少しマシになってから、仕方なく白馬を目指す。白馬尻で雄大な大雪渓が姿を現すが、私は吐き気を押さえるのが精一杯で、景色に目が行かない。小雨も降り出す中、雪渓の登りが始まる。他の登山者が列を作り、整然と登っていく中、私だけは千鳥足で、何度も隊列から離れ、吐きに走る始末。急な小雪渓のトラヴァースでは滑落寸前になりながらも、ガスの向こうに村営頂上小屋の建物が見えたときには、思わずヘナヘナと座り込んでしまった。(皆さん、二日酔いでの山行は止めましょう。)
 すぐに布団に潜り込み、晩飯も食わずに眠り込んだ。

 13日 曇り時々晴れ
 体調の回復が思わしくなく。天気も今一つだったので、贅沢に休養日とする。全くの空荷で白馬本峰と杓子岳をWピストン。杓子のピークでは優雅に昼寝を楽しんだ。山上で1日のんびりするのは、初めてだったので、結果的には印象深い山行となった。この日の宿舎は昨日からわずか500mほど前進した白馬山荘。夕暮れ時、再び白馬岳に向かい、能登半島の先に沈む夕日を堪能した。

丸山からの剣丸山からの剣

 14日 快晴
 体調は完璧に回復した。天気も完璧。今山行3回目の白馬ピークで、御来光を拝む。朝日を浴びる剣・立山を望み、いつかは登ってやると心に誓う。下山は栂池へ。小蓮華岳までは雲上の散策路。ピークから駆け下りた白馬大池でまたも昼寝をかました後、岩ゴロゴロの乗鞍岳を越え、後は頚城の山々を眼前にしながら一気に栂池へ。

白馬大池にて白馬大池にて

 栂池からは今回行けなかった鹿島槍、五竜が、悠然と佇んでいた。


      

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