−富士を拝みに新年山行は東へ−
山行概要
2013年1月3日(木) | |
興津川流域 | |
晴れ | |
単独 | |
JR由比駅=1:30=浜石岳=1:50=薩た峠=0:40=JR興津駅【4:00】 |
記録文(拡大はクリック)
どうしても冬富士が見たくなり、新年早々東へ。
寝坊して朝一の新幹線に乗り遅れてしまったが、何とか9時過ぎには静岡へ。余計な荷物をコインロッカーに預けてから東海道線に乗り換えるが、車窓からチラ見する富士の姿にもう居ても立っても居られなくなる。
由比駅を下車。登山姿は私だけ。静かに新年歩きがスタートする。
駅前から階段を登り、R1を東へ。すぐに左折し、山側へ分け入っていくが、道標完備でガイドはいらないくらい。
正面に目指す浜石岳が見える。結構急な車道なのに、富士が早く見たいものだから、かなりのハイペースで登り、一気に汗だくに…
車道の途中でやっと富士の姿が! これを見に来たんです。関東の人にはこの感激は分からないでしょうね。私も京都の観光地には全く興味ないですし…
さらに車道を登り続ける。途中で山道に入り、車道を何度か串刺しにしながら快調に進むが、勢い余ったか、山頂を回り込み、薩た峠(「た」の字がパソコンにありません)へのコースに出てしまった。かなりのタイムロスをしながらも、何とか浜石岳山頂へ。
何ですかこの山頂は。全面芝生で、展望は思いのまま。富士をみつめたまま固まる私… 富士まで距離は32キロ。存分にその姿を味わう。
愛鷹連峰と奥には箱根も… このピーク、ヤバいです。
しばし恍惚の時を過ごす私。体感温度的に限界になってきたので、名残惜しいが、薩た峠への縦走へ。先ほど間違って登ってきたルートを下る。
薩た峠への道標に従い、本格的に下りだす。このルート、ずっと暗い森の中をゆるやかに下り続ける非常に渋いルート。しばし思索の時を過ごす…
気が付けば車道に飛び出し、駿河湾が眼前に広がる。薩た峠までポクポク歩くと、昔、社会の教科書などでよく見た光景が。
海にせり出すように造られた高架道は壮観だが、津波が来たら一発でアウトだろうな…
東海道の由比宿と興津宿間の難所として知られた峠。江戸時代へ思いをはせる。
興津へはゆるやかに下っていく。最後、車道歩きが長く、結構ダレながらも何とか興津駅までたどり着いた。
静岡に戻り、駅ビルの「八丁蔵」さんで静岡グルメを味わう。
昼過ぎから結構酔っぱらってしまったが、新幹線で三島に移動し、今日、明日の宿であるドーミーインにチェックイン。最近は大浴場のあるビジネスホテルがお気に入りだ。
ここの大浴場はホテル最上階にあり迫力ある富士を眺めながらの入浴が楽しめる。今日はかなり酔っぱらってしまったので、街に繰り出すのは自重し、ホテルでゆっくり過ごした。
明日は、沼津アルプスへ向かう。
参考タイム
1/3 | JR由比駅 9:10 ⇒ 10:40 浜石岳 11:10 ⇒ 13:00 薩た峠 13:00 ⇒ 13:40 JR興津駅 |
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