日 程 | 1992年4月26日(日) |
山 域 | 湖南山地 |
メンバー | 男3人 |
天 気 | 晴れ |
コースタイム | JR貴生川駅〜円光寺〜飯道山〜宮町〜紫香楽宮跡〜信楽高原鉄道雲井駅 |
5月の連休山行(恵那山)の足慣らしにと,同じメンバーを誘う。はっきり言って目的地はどこでも良かったが,たまたまガイドの開けたページがこの山で,さらに未登だったからという,何ともいい加減な過程を経て目的地が決まった。
京都からはそう遠くないのだが,草津線に入ると急にのどかな雰囲気になる。車窓から望む湖南の里はまさに春爛漫。
貴生川駅から歩き始める。飯道寺と日吉神社を目標にすると話は早い。両寺社を参拝の後,次は三大寺を目指せばよい。この先から飯道山への登山道が開かれている。
この山は地元の人にとても大切にされているのだろう。良く整備された道が続く。そのせいかどうしてもオーバーペース気味で,初夏を思わせる陽気もあってか,みな汗だくになる。いったん林道を横切ると石ゴロゴロの坂道,通称「左羅坂」となる。なぜここだけこんなに石が湧いてくるのか良く分からないが,コース的には変化があっておもしろい。
飯道山頂上
山頂は稜線に出てからすぐのところ。琵琶湖の青さが何とも鮮やか。はるか鈴鹿の山々まで見渡すこともできる。
根が生えるぐらいに腰を下ろした後,ようやく出発。山道を反対側に下る。すぐに飯道神社に飛び出す。ここもきらびやかな本殿など見所は多く,またしても大休止。さらに急坂を下るとあっけなく車道に飛び出し,ここで山道は終了。後は,のどかすぎる信楽の里を何度も飯道山を振り返りながら,駅まで歩いた。