−18年ぶりの再訪は、昨日に続きストームクルーズ第二章。マジに体が飛びました−
山行概要
2007年10月9日(月) | |
北上山地 | |
曇り時々雨 | |
Wヒロシ(I.ヒロシ+F.ヒロシ) | |
河原ノ坊=0:45=頭垢離=1:00=早池峰=1:10=小田越=0:25=河原ノ坊【3:20】 |
記録文
平日の早朝だというのに、河原ノ坊にはすでに車が数台。さすがに百名山。
車外に出ると、マジ寒い。やばい寒気が入っているな〜
稜線には今日もガスが… やはり寒気が… 今日は晴れの予報だったのに。
うなだれながら沢沿いの道を拾っていく。
ガスは晴れないが、紅葉は見ごろ。テンション上昇↑
ここで沢を離れ、岩尾根の急登となる。稜線上部のガスは相変わらずだが、早池峰中腹の紅葉劇場が幕を上げる。
テンションさらに上昇↑↑
等高線をわしづかみにするような急登のため、一気に高度を獲得。河原ノ坊ははるか眼下へ。
かなりの急登。前はこんなにしんどかった覚えは無いのだが。何と言っても前回は20歳ですからね。ホンマ年取りました。
それにしても青空が眩しい!!
しょぼい鎖場を突破すると、18年ぶりのピークは近い。しかしガスは晴れず、山頂直下の避難小屋でしばし待機。初登時に比べ30分オーバーで到着。こんなものか。
我々の下山予定の小田越からおっさんがほうほうの体といった感じで小屋に逃げ込んでくる。「風で何度か飛ばされかけた」とのこと。こっちの登りはそんなに風は強くなかったので、僕らは内心「そんなオーバーな」と気にも留めなかったが、後でエラい目にあうことに。
今日もガスは晴れなかった… 諦めて下山開始。下り始めて数分で、さっきのおっさんの言っていたことが嘘ではなかったことを知る。
小田越コースの上部は強風でエラいことになっていた。マジに体が浮きますよ。目も開けられない。昨日の五葉山をはるかに凌ぐスーパーストームに今日も自虐的な笑いを浮かべる2人。
長い梯子が2箇所。晴れてたら何の問題もないところだが、暴風はこの辺りがMAX!!! 梯子ごと体が持っていかれそうで、さすがに笑顔が消えた。デジカメを取り出すのも一苦労だ。
標高1400m辺りまで下ると、さっきは何だったんだと言いたいほど、強風は止み、平和な景色が広がる。まあ、お約束ですな。
傾斜も劇的に緩み、何の問題も無く、小田越へ。
小田越も車で溢れ返っていた。つい1時間前の激闘が嘘のような静かな林道歩き。周囲の紅葉が目に染みた。
18年ぶりの早池峰は、暴風が迎えてくれたが、中腹の紅葉は最高で、違う季節も味わえてよかった。
参考タイム
10/9 | 河原ノ坊 6:30 ⇒ 7:15 頭垢離 7:20 ⇒ 8:20 早池峰 9:00 ⇒ 10:10 小田越 10:15 ⇒ 10:40 河原ノ坊 |
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