−ほぼ20年!振り、14回目の登頂 しかしアブやハエの波状攻撃により感慨に浸る暇なし…−
山行概要
2012年7月29日(日) | |
比良連峰 | |
曇り時々晴れ | |
単独 | |
イン谷口=0:15=大山口=0:50=金糞峠=0:35=中峠=0:45=武奈ヶ岳=1:10=北比良峠=1:00=イン谷口【4:35】 |
記録文
仕事の関係で今夏はなかなか休みが取りづらい。せめて日帰りでもとトレーニングを兼ねて15年振りに勝手知ったる比良を訪れることに…(急に決めたので、地図を持っていなかったんですが、比良なら地図なしでも余裕で歩けますから… 皆さんは真似しないでください。しかもデジカメも忘れた…)
父の三回忌を前日に終え、枚方の実家を6時前に出発。涼しいうちに登ろうともっと早く出たかったが、いつものように寝坊した…
このため第二京阪、京都高速と奮発し、山科から西大津バイパス、そして湖西道路を走り、イン谷口には枚方から1時間もかからずに到着。ホンマに便利になりました。隔世の感である。
車の周囲をアブが飛び回っているので、車内で身繕いし、外に飛び出す。車の快適空間から一転、サウナのような蒸し暑さが体に纏わりつく。さらに待ってましたといわんばかりにアブとハエも纏わりついてくる。昔イン谷口でブヨに咬まれてひどい目にあった(私はブヨのアレルギーが酷いんです)ことがあるので、ヒステリックに追い払いながら林道を歩く。
やはり盛夏に来るんじゃなかったと激しく後悔しながら、谷を詰める。青ガレの急登を泣きながら突破し(このコース、こんなにキツかったっけ?)、金糞峠では汗びっしょりのTシャツを絞り、スポドリを一気飲み。
奥ノ深谷源流を橋で渡り、ヨキトウゲ谷を詰める。沢沿いかつ木陰があるので、暑さはまだ許容範囲。中峠からいったん下り、口ノ深谷源流からワサビ峠へ登り返す。この辺り個人的には非常に懐かしい場所なのだが、とにかく暑くて虫がうっとおしいので、なかなか感慨に浸る暇がない。
快適な西南稜も今日は熱気が纏わりつき、足を引きずりながら進む。
19年振りの登頂。しかし、ここでもアブが… 当然ながらどんよりとして遠望もきかない。
今山行の唯一のヒットはアクエリアスの凍結ペット。出発前に志賀のコンビニで買ったのだが、ここに至ってもまだ氷が残っていて、これを一気飲み! 蘇生した。
帰路はこれまたクラシックルートのイブルキのコバ経由で下る(単に考えるのが面倒くさかっただけ)。
八雲ヶ原ではスキー場跡をよろよろと登り返す。比良ロッジが基礎だけで跡形もないのに驚きながら、北比良峠からダケ道を下る。
こんな天気、こんな時間でも、下から次々と山ガールが登ってくるのに驚きながら、これで山嫌いにならなければいいけどと勝手に心配しながら、ダケ道を駆け下り、車の待つイン谷口へと下った。
参考タイム
7/29 | イン谷口 6:50 ⇒ 7:05 大山口 7:05 ⇒ 7:50 金糞峠 7:55 ⇒ 8:30 中峠 8:30 ⇒ 9:15 武奈ヶ岳 9:25 ⇒ 10:15 北比良峠 10:15 ⇒ 11:15 イン谷口 |
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