−水芭蕉は枯れ,新緑はまだ早い,何とも中途半端な高原ハイク…−
山行概要
2014年5月10日(土) | |
ひるがの高原 | |
快晴 | |
K,私 | |
観光案内所=0:15=あやめ沢湿原=0:05=ひるがの高原スキー場=1:00=長良川源流ブナ林=0:15=分水嶺公園=0:05=観光案内所【1:40】 |
記録文(写真はクリックで拡大)
連れに爽やかな新緑ハイクをせがまれたので、頑張って早起きし、水芭蕉に期待しての、ひるがの高原ハイクに向かう。
去年10月の槍穂高縦走の往路でスピード違反で捕まった反省が全くなく、東海北陸道を爆走し、ひるがの高原SA内に設置されたスマートICから高原へ。
ひるがの高原バス停のある観光案内所まではICから5分もかからず、アクセス良好である。早朝で誰もいない観光案内所から、公式HPにアップされていた散策マップに従い、反時計回りで高原を巡る。
さすがに標高900mの高原だけあって、まだまだ肌寒い。R156から1本南に入った通称「見晴らし通り」を東に進むと、「あやめ沢湿原」の横に出る。
少し分け入ると、もう盛りは過ぎてしまったが、水芭蕉の姿を何とか確認できた。
背後には大日ヶ岳の姿も…
続くスキー場にも水芭蕉の群落を見つけ、テンションが上がる中、R156を再び横断し、北へ。早春の高原風景を愛でながら、キャンプ場の横を抜け、「蛍沢通り」でゆるやかに南西へ進む。北に針路を変えると、周囲に牛の匂いが漂いはじめ、牛舎を横目に進む。
大日ヶ岳登山口の前で左折し、今日初めて山道を進む。薄暗い林を抜けると、叺谷林道にいったん出、すぐ右折し、再び山道となる。ここからは通称「長良川源流ブナ林」で、何とも気持ちの良い森林歩きが味わえる。
車道に戻り、左折すると「木曽馬通り」で、その名の通り、木曽馬の牧場が現れる。
「あじさい通り」に出合うと、V字に右折し、ほぼ戻る形で高原を南西に進むと、「分水嶺公園」に到着。
文字通り、ここの流れが、太平洋と日本海に分かれていく様子を間近で見ることができる。公園からはR156で観光案内所はすぐ横だ。一周2時間弱のお手軽ハイクだった。隣接する湿原植物園も見学し、ひるがの高原を後にした。
続いて、郡上八幡に向かう。東海北陸自動車道で戻り、まちなかの駐車場に車を止める。就職直前の3月に訪れて以来、なんと23年振りの再訪である。その時は「日本で一番美しい山城」と司馬遼太郎氏が評した郡上八幡城が何と修理中であり、青いブルーシートに覆われた無残な姿しか見れなかったのである。
はやる心を抑え、まずは腹ごしらえ。吉田川の畔の「そばの平甚」さんへ。
名水で急冷したそばは絶品でした。
そしていよいよお城へ。
さすがに美しい! 初めて通常の姿を拝むことができ、感激もひとしおであった。
この後もまちなかをブラブラと一周し、大満足で町を後にした。
まだ帰るには早かったので、岐阜県の南端にある海津温泉に立ち寄る。名神の岐阜羽島ICから、木曽川の美しい流れを見ながら南下する。海津温泉は、源泉かけ流しの温泉が立つとは思えない、長閑な農地の中にぽつんと立っていた。
黄金色の温泉を存分に堪能し、名神へ戻る。
今日はまだ帰らない。八日市の有名焼き肉店「焼肉 竹」さんに立ち寄り、近江牛に溺れた… まさにやりたい放題の1日だった。
参考タイム
5/10 | 観光案内所 8:15 ⇒ 8:30 あやめ沢湿原 8:35 ⇒ 8:40 ひるがの高原スキー場 8:40 ⇒ 9:40 長良川源流ブナ林 9:40 ⇒ 9:55 分水嶺公園 10:00 ⇒ 10:05 観光案内所 |
山行データへ
諸国名山探訪
Copyright(C) Hiroshi Fujita All right reserved