風吹岩から保久良神社

−風吹岩で宴会目的の山行を試みるも、イノシシの妨害であわやの事態に…−

山行概要

日 程
2019年4月20日(火)
山 域
六甲連山
天 気
晴れ
メンバー
F、私
コースタイム
阪急芦屋川駅=0:25=高座の滝=0:40=風吹岩=0:20=展望広場=0:15=保久良神社=0:25=阪急岡本駅【2:05】

記録文(写真はクリックで拡大)

 好天予報の土曜日。連れと「飲むため」だけに六甲を目指すことに(笑)
 大勢のハイカーが待ち合わせをしている阪急芦屋川駅に我々も集合し、まずは高座の滝を目指す。

高座の滝 8:32

 いつものように、高級住宅街を恨めしい気持ちで(笑)眺めながら、ゆるやかに登っていく。
 茶屋の店先を抜けると高座の滝が現れる。
 落差は約10mほどの小ぶりな滝だが、かつて、修験道の道場として使われ、現在でも滝の脇に堂宇(灘八十八ヶ所番外五番霊場)が残っている。
 芦屋ロックガーデンの名づけ親である、登山家藤木九三のレリーフも滝左側の岩壁に健在だ。

中央稜からの芦屋浜 9:10

 高座の滝からロックガーデン中央稜を登る。かって知ったるルートで、今回、地図すら持ってきていない(笑)
 今日の大気の状態は遠望に最適。画像では分からないが、金剛山の背後に大峰山脈のジャイアント達が圧倒的な高さで聳えているのも確認できた。

風吹岩に到着 9:17

 あっけなく風吹岩に到着。
 「イノシシ注意!」の看板は目に入ったが、構わず宴会開始! しかし、ビール1本空けたくらいで、いきなりイノシシが突進してきて、オリーブ実の缶詰を強奪されてしまった。
 缶ごとバキバキ喰らうイノシシ… 我々はイノシシが缶詰に夢中になっている隙に、何とか撤収を完了し、すぐさま下山を開始した。あ〜怖かった…

第2宴会場(笑) 11:48

 保久良神社に下る金鳥山経由のコースを下る。神社の手前で、ベンチがあり、展望も良好な広場が現れたので、懲りずにここで宴会再開(笑)
 今度はイノシシが現れることなく、私は泥酔(笑)

保久良神社 12:08

 千鳥足ながら(笑)、保久良神社に高速下山。
 保久良神社の創立に関する詳細は不明だが、境内外に多数の磐座群が見られ古代祭祀の場であったと考えられている。境内付近に石器時代、青銅器時代、弥生時代後期の弥生式土器や石斧、石剣など種々の遺物、特に有名な物として約20cmの銅戈(重要文化財)が出土しており、その何れもが儀礼的用途のものと考えられ、非常に古い時代から祭祀が行われていたらしい。
 社頭の灯明台の神火は「灘の一つ火」と呼ばれる常夜灯で、その言われは、日本武命が熊襲遠征の帰途、夜に航路がわからなくなった時、保久良神社の灯火が見え無事に難波へ帰りつけた事にあり、以来「沖の舟人 たよりに思う 灘の一つ火 ありがたや」の古謡通り、広く崇敬され、航海者の一針路となっていた。

 岡本駅に出、天満で呑み直し、グダグダの酔っぱらい山行は終わった…

参考タイム

4/20阪急芦屋川駅 8:058:30 高座の滝 8:359:15 風吹岩 10:1010:30 展望広場 11:5012:05 保久良神社 12:1012:35 阪急岡本駅

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