−家族でツアーに参加、「白馬マイスター」と共に歩く−
山行概要
2004年5月3日(祝) | |
北アルプス | |
曇り時々晴れ | |
家族+その他のツアー客 | |
岩岳スキー場駐車場=1:30=岩岳山=1:00=岩岳スキー場駐車場【2:30】 |
記録文
GWは3日間だけだが、家族で白馬のコテージで過ごす。私もようやくまっとうなマイホームパパになったのか。しかし、白銀の山々をただ指をくわえて眺めるだけというのは、どうにも我慢ができず、何とか家族で岩岳山のガイド付半日ハイクを申し込むことに成功した。
初日は5時に京都を出発し、北陸道から糸魚川経由で白馬へ。10時前には到着。まずはカタクリ祭りが開催中の白馬五竜スキー場へ。
スキー場の駐車場からマイクロバスに乗り換えて、カタクリの群落へ。もう見頃は終わったとのことだったが、まだ結構咲いていた。
昼食後は、佐野坂の親海湿原、姫川源流と木崎湖を巡る。好天もあいまって美しすぎる家族旅行である。
2日目、一人早起きして、近くの長谷寺へ。
豪壮な山門や本堂裏の庭園は一見の価値あります。
岩岳スキー場の駐車場に9時に集合。「白馬マイスター」の竹さんが先導してくれる。ルートがずっと車道を進むのが少々残念だったが、それでもコシアブラやタラノメの山菜や、タムシバの花々の説明を受けながら、子供でも余裕ののんびりペースで頂上直下の草原へ。曇り気味であるが、ここからは白馬から鹿島槍までが眼前に並ぶ。これが見たかったんです。
ツアーで登るのはここまでだったが、自他共に認めるピークハンターの私がここで引き下がるわけにはいかぬ。白馬連峰の展望に酔いしれる他のツアー客と家族を横目に、ピークのピストンに向かう。
走って登ったので、ピークの一角に登りついた時は、心臓が爆発寸前。当然、現在は休業しているテラスハウスを横目に、小高い林の中に分け入る。予想通り三角点を発見。展望は皆無で何しに登ってきたのかさっぱりわからないが、本人的には大満足なのだから、我ながら度しがたい。
帰路は、林道をショートカットする山道に入る。美しいブナ林が続き、足元にはカタクリの花が満開と申し分のないトレールを満喫して駐車場に戻った。
この日は昼からは雨が降ってきたので、温泉でまったりし、翌日も朝から温泉三昧の後は、土産もんを買ってから、のんびり昼前には白馬を出発した。
いつもは慌しい行動が多い私だが、久しぶりにのんびりとできた白馬の旅でした。
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諸国名山探訪
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