−爽やかな好天に恵まれたGWの初日。大峰主脈の展望を求め観音峰へ しかし交通費は約2万円なり…−
山行概要
2012年4月28日(土) | |
大峰山脈 | |
快晴 | |
単独 | |
観音峰登山口=0:35=観音平=0:15=観音峰=0:15=三ツ塚=0:25=法力峠=0:30=母公堂=0:25=洞川【2:25】 |
記録文
洞川行きの朝一のバスに間に合うべく8時過ぎに近鉄下市口駅に着いたのは良いが、何とそのバスは5/1からの季節運行であった。事前の調べが甘かったのは否めないが、何でGWに運行しないかな… まあ山開きが5/1からなので仕方がないか。
次のバスは1時間後… 好天の空を前にイラチの私が待てるはずがなく、一人でタクシーへ。料金8000円なり…
観音峰へのルートは「南朝ロマンの小径」として整備されているようだ。
吊橋を渡ってスタート。植林帯の中を登っていく。ルートは非常に整備され、ポイントポイントで南朝の歴史を学ぶことのできる碑が立っていて飽きない。
南斜面を進むようになると、お目当ての大峰主稜が現れてくる。
ここから急坂となる。途中、ちょっと寄り道し、南朝の関係者が身を隠した「観音の岩屋」を見学。
いつしか周囲の木々が低くなり、ススキの原が広がってくると、観音峰展望台に到着。
弥山を望む。素晴らしい。これを見にきたんです。
八経ヶ岳も見えているらしいが、肉眼では特定できなかった。
ひときわ目を引くのはやはり稲村ヶ岳(左)。左肩にある大日山の尖峰が特徴的。右はバリゴヤの頭。
前衛峰(左)と観音峰。
見たとおり、観音峰本峰の展望は期待できそうにないので、ここで存分に展望を満喫。
再び林の中に入り、観音峰へ向かう。観音峰は予想通り展望皆無だったので、そそくさと先へ。次のピーク、三ツ塚も同様だったが、ここから少し先に進んだところに岩のコブがあり、ここで久しぶりに展望が広がる。
稲村ヶ岳が最接近。手が届きそうなほどで凄い迫力。
急坂を下ると法力峠。この勢いなら稲村ヶ岳にも手が届きそうだったが、今日は早めに帰洛する必要があったので、泣く泣く下山方向へ。
下り道は最後のところで分岐するが、母公堂に立ち寄るために右へ。
役ノ行者が修行中に母が訪ねて来た時に、ここまで下山して会ったといわれている旧跡。行者の母をまつり、安産祈祷所として有名。
ここから車道を洞川へ。
順調に洞川に到着。しかし、またもや問題発生。適当に便があるだろうとタカをくくって帰りのバスは調べてなかったが、何と夕方まで1本も無かった…
やむなくまたもやタクシー(泣) もうやけくそで下市口から京都へも近鉄特急に乗ってしまったので、交通費は2万円に達した。ヒー
参考タイム
4/28 | 観音峰登山口 9:05 ⇒ 9:40 観音平 9:40 ⇒ 10:00 観音峰展望台 10:10 ⇒ 10:25 観音峰 10:25 ⇒ 10:40 三ツ塚 10:40 ⇒ 11:05 法力峠 11:05 ⇒ 11:35 母公堂 11:35 ⇒ 12:00 洞川 |
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