大国見・神野山・笠置山

大国見・神野山・笠置山


【日 程】1995年2月25日(火)
【山 域】笠置山地
【メンバー】男2人
【天 気】晴れ時々曇り
【コース】上滝本〜大親寺〜大国見〜上滝本
     神野寺〜神野山〜神野寺
     笠置寺〜笠置山〜笠置寺

【記録文】
 車を使って効率的なピークハントを楽しむ。三山とも近畿の低山らしく歴史の香りに溢れた素晴らしい山だった。


大親寺にて 大親寺にて


 大国見
 上滝本からの往復コース。途中、天理市内から仰ぐその鋭角的な山容は、なかなか登行意欲をそそる。上滝本の集落のはずれに車を止め、細い車道を進む。桃尾ノ滝を経由し、山中にしては割りと広い境内をもつ大親寺へ。アジサイが見物らしいが、今は我々の他には誰一人いない。ここから良く整備され、石仏が多く見られる山道を1ピッチ弱でピークへ到着。展望は西側のみであるが、奈良盆地が眼下に広がる。

 車に戻り、協議の結果、神野山を目指すことにし、名阪国道福住ICから一気に神野山へ向かう。


一等三角点の神野山ピークにて 一等三角点の神野山ピークにて


 神野山
 こんもりとした特徴あるピーク。名阪国道神野口からよく目立つ。神野寺まで車で入ったので、ピークへは5分で到着。一等三角点のある絶頂とは思えないほど広々としており、ただの原っぱにしか見えない。ところがこのピークからの展望が素晴らしい。青山高原、室生、台高、大峰とズラリである。風がなかったのでのんびりとランチを楽しんだ。
 神野寺の反対側の山麓には奇岩で知られる鍋倉渓もあり、なかなか見所の多い山であった。


神野寺にて 神野寺にて


 まだ時間があったので、枚方への帰路の途中にある笠置山に急遽向かう。柳生街道を北上し、JR笠置駅手前で右折し、急で細いジグザグ車道を駆け上がると笠置寺の駐車場に到着する。


 笠置山
 笠置寺本坊からさっそく行場めぐりを楽しむ。途中の展望台(東の覗き)からは木津川の流れが真下に見え、この山の要害ぶりを実感した。


東の覗きから木津川を見下ろす 東の覗きから木津川を見下ろす


      

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