乾徳山

乾徳山


【日 程】1994年1月16日(日)
【天 気】快晴
【メンバ -】男4人、女1人
【コースタイム】徳和上=0:10=登山口=0:35=銀晶水=1:00=国師ヶ原=0:25=扇平=1:00=乾徳山=1:05=扇平=0:10=国師ヶ原=1:05=徳和 【5:30】

【記録文】
 前日の小楢山登山からの連戦。宿から直接タクシーに乗り込み、登山口の横和に向かう。

06:50 凍結のため、車は徳和上部の小屋沢出合までとなり、登山口までガチガチに凍った車道を進む。
07:00 登山口。山道に入る。決して急ではないが、皆寝不足でペースはさっぱり上がらない。
07:45 銀晶水に到着。口に含むが歯にしみて痛い。なおも樹林の中をたんたんと登れば、辺りはいつしか高原状になってくる。


国師ヶ原にて 国師ヶ原にて


09:20 国師ヶ原。振り返れば今日も富士が大きい。岩で武装した乾徳のピークもすぐそこに見える。ここから扇平へはカヤトの斜面を登って行く。
09:45 扇平着。さわやかな高原が広がる。私はここがとても気に入った。掟破りの『コンデンスミルク雪原ぶっかけ攻撃』を敢行し、お腹が冷え冷えとなる。
10:20 ようやく扇平を出発する。この先ピークへは、岩混じりの尾根を進む。鎖場も3ヶ所ほどあり、平時なら問題はないのだろうが、今回はところどころツルツルに凍っている所があり、かなりの悪場になっている。特にピーク直下の鎖場は一番高度感があるうえに、ツルツルときたものだから、我々は『聞いてないよ〜』を連発するが後の祭り、鎖場の最上部では皆笑顔が消えた。
11:20 心身ともにヘトヘトになってピークへ。この山行を立案したI氏は他の4人の集中攻撃を受ける。I氏ひたすら謝るのみ。


ピークでの昼食 ピークでの昼食


 お昼ご飯をとって、やっと落ち着く。今まであまり気が付かなかったが、周囲の展望は最高。写真を撮りまくる。


頂上直下の鎖場を下降する 頂上直下の鎖場を下降する


12:35 協議の結果もと来た道を戻ることにする。なんだかんだ言っても、みんな適度なスリルが大好きなのだ。今度は相手(鎖場)の手の内も分かっているので、下りにも拘わらず、割とスムーズに通過した。
13:40 再び扇平へ。もう危険地帯は突破ということで、昨日『フフ』で購入したワインを1本空ける。気分はサイコー。
15:20 下山パワー爆発で一気に登山口に駆け降りる。
15:35 徳和バス停着。適当なバスは無く、タクシーで塩山へ帰還。


   

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