熊野古道大辺路その1(紀伊田辺〜紀伊富田)

−大辺路シリーズついに開幕! 紀伊富田までの序走部分を行く−

   

山行概要

日 程
2016年12月30日(金)
山 域
熊野古道大辺路
天 気
晴れ
メンバー
単独
コースタイム
JR紀伊田辺駅=0:30=JR紀伊新庄駅=0:15=大潟神社=0:40=JR朝来駅=1:00=平間神社=0:25=日神社=0:15=JR紀伊富田駅【3:05】

記録文(写真はクリックで拡大)

 熊野古道紀伊路・中辺路240キロのオーラスをやったのは、ちょうど1年前の年末年始休みであった。特に大晦日の晩の単独車中泊は心身ともに冷え切った…
 二度と御免という感じであったが、休みの限られたサラリーマンにとって、貴重な連続休暇の機会はそうあるものではなく、特に熊野古道は、真冬でも特別の装備なく挑戦することができるし、どうせ家にいたって、ダラダラとテレビ見ながら酒を飲むだけなので、結局、今年も突撃することにした。
 どこに向かおうか。まだ中辺路も全て終わってないし、小辺路も魅力的だ。でも、ただでさえ寒い時期なので、燦々と陽が降り注ぐ海沿いを歩きたいと思い、大辺路に足を踏み入れることにする。

 最近、まともな運動をしてなかったので、初日は足慣らしを兼ねて、紀伊田辺から紀伊富田までの15キロほどで収めることに。
 大辺路は基本的に紀勢本線沿いに歩むことになるが、2時間に1本くらいしか電車がない(笑)ので、先に目的の駅まで車で行き、電車でスタート地点にバックする方が、少々味気ないが、効率的なのだ。
 と言う訳で、紀伊富田駅9時6分発の電車に乗ることにし、前日から泊まっていた枚方の実家を6時過ぎに発進する。実家は第二京阪の枚方東ICからすぐ近くなので、2時間ちょっとで、南紀白浜ICへ到着。近所のローソンでゆっくり買い出し&朝食を済ませてから、紀伊富田駅へ。駅前は車止め放題だった(笑)
 予定通り、9時6分発に乗り込み、終点の紀伊田辺駅で下車する。1年振りの再訪だが、特に感慨に耽ることもなく、すぐに出発する。

 駅前から旧国道を線路沿いに南下する。ただの市街地歩きだが、最初は仕方がない…

JR紀伊新庄駅 9:58

 紀伊新庄駅の手前辺りから、車道を離れ、細い路地を選んで進んでいく。JR紀伊新庄駅でトイレを借りがてら、ちと休憩。
 新庄駅から、さらに路地を進むと、大潟神社の前に出る。

大潟神社 10:18

 大潟神社は、もと若一王子社と称し、社伝によると、欽明天皇10(520)年の頃の創建とあるが定かではない。
 明治維新の神仏分離の動きの中で、明治元年9月、大潟宮(大潟神社)と改称した。
 また、この辺りの民俗行事である「ぎおんさんの夜見世」(各家が軒下や玄関先に御伽話や縁起の良い物を題材にし、野菜や花などを使った作品を展示するもので、その昔、大潟神社のぎおんさんに夏場の流行り病をお払いしてもらう為に始まったと伝えられている)でも有名である。

 大潟神社の先で田辺バイパスに合流する。紀勢自動車道の工事で、私の持っているガイドブック「熊野古道を歩く旅」から大きく変わってしまっている。
 仕方がないので、味気ないが、バイパスをそのまま歩き、新庄峠を越え、上富田ICを過ぎ、ようやく脇道へ。JRをくぐって、朝来(あっそ)駅に到着。
 ちょうど、駅前に中華料理屋があったので、ここで昼食をのんびり取る。そう。今日は、全く急ぐ旅ではないのだ。

富田川に出た 12:13

 朝来駅から20分ほどで、「聖なる川」富田川に沿うようになる。1年前に中辺路で遡っただけに、感慨もひとしおである。
 郵便橋で、メイン車道は左岸へと渡っていくが、そのまま右岸の細い車道を進む。交通量が激減し、一気にのんびりムード全開である。

白鷺橋を渡る 12:42

 次の白鷺橋で、左岸に渡り、以降は車道沿いだ。通行注意。平間神社を過ぎ、朝にも立ち寄ったローソンも過ぎると、日(にち)神社に到着。

日神社 13:18

 この日神社も、先ほどの大潟神社と同様、古くは若一王子権現社と呼ばれていた。
 社伝によれば、日神社は、仁安2年(1167年)吉田少将範秀が伊勢神宮の分霊を奉斎したのにはじまるといわれる。
 現在の本殿は、様式手法からみて、江戸時代後期に再建されたもの。本殿に並んで、摂社の若宮神社、稲荷神社、厳島神社が並んで建っている。

JR紀伊富田駅 13:35

 日神社から富田橋を渡って、車の待つ紀伊富田駅に無事到着。僅か15キロほどとは言え、運動不足の時は、これでも足が故障する時があるので、無事に終わって良かった…
 今晩は海の幸を味わいたかったので、田辺に戻る。1年前のように、田辺駅から徒歩20分ほど離れているが「弁慶のさと湯」に車を走らせ、まずはのんびりと一浴する。

高山寺 15:50

 高山寺も1年振りの再訪。前回は早朝だったが、今回は夕暮れ時である。
 前回、行けなかった、境内にある南方熊楠の墓にも立ち寄る。そして、駅前へ。

「なにわ」さんで一杯!@ 17:10

 駅前をウロウロした挙句、のんびりできそうな「なにわ」さんへ突入!  カツオの刺身からスタート! もっちもちの食感が最高!

「なにわ」さんで一杯!A 17:26

 寄せ鍋と、地酒「熊野古道」でこの日も昇天した…
 「弁慶のさと湯」さんに戻り、もう1回入浴し、体を温めてから、極寒車中泊へ。寒かった…
 翌日の行程(紀伊富田〜周参見)

参考タイム

12/30JR紀伊田辺駅 9:259:55 JR紀伊新庄駅 10:0010:15 大潟神社 10:2011:00 JR朝来駅 11:5012:50 平間神社 12:5013:15 日神社 13:2013:35 JR紀伊富田駅

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