−ピークハンターの性が… 暴風雨の中、車で安直ピストン−
山行概要
2006年5月13日(土) | |
薩摩半島 | |
雨 | |
単独 | |
駐車場=0:05=金峰神社=0:05=金峰山=0:10=駐車場 野間神社=0:20=野間岳=0:15=野間神社【0:55】 |
記録文
横殴りの暴風雨の中、車道をヨロヨロと登ると金峰神社前の広場に出た。しまったここまで車が入ったと嘆きながら、神社の横を抜け、整備された歩道を進む。道は川のようになっており、足元にだけ注意して進むうちに、気がつけばホンマにあっけなくピークに到達。
雨が降り注ぐ中、証拠写真としてピーク一帯を撮影。常人なら罰ゲームにしか思えないような行動だが、やってる本人の心の中は「九州百名山また一つゲット!」と踊っているのだから、ホントに度し難い。
少し雨がマシになった。ピーク少し奥にある稚児の宮へ寄り道。
大昔、釣り好きな少年が溺れ死に、岩穴に祭ったところ、岩のふちから水のしずくが絶えず流れ出るようになったらしい。
車へ戻り、息つく間もなく、次の目標へ。加世田市を経由し、野間半島へ。笠沙町から標識に従い、細い車道をくねくねと登る。自分の運転で酔いそうになる直前に野間神社の駐車場に到着。
雨具の上だけ着て空身で登りだす。いかにも南国と言った感じの鬱蒼とした照葉樹の中を進む。天気が悪いので、ヘッドランプが欲しいくらいの薄暗さである。よく整備された道を淡々と進めば、あっという間に小広場となっている頂上へ。
山頂には信仰の山らしく祠が建つ。国体の「炬火採火の地」であったようで、その標識もある。
当然ながら展望は0だが、海に突き出した半島の山だけあって、かすかに潮の香りと波の音が漂っていた。
淡々と車へ戻る。これで今日の山はおしまい。怠惰に観光モードへ。
参考タイム
5/13 | 駐車場 8:15 ⇒ 8:25 金峰山 8:30 ⇒ 8:40 駐車場 野間神社 9:55 ⇒ 10:15 野間岳 10:20 ⇒ 10:35 野間神社 |
山行データへ
諸国名山探訪
Copyright(C) Hiroshi Fujita All right reserved