木曽路(南木曽〜馬篭)

木曽路(南木曽〜馬篭)

日 程1992年5月4日(祝)
山 域木曽路
メンバー男3人、女1人
天 気晴れ
コースタイムJR南木曾駅〜城山〜妻籠〜馬籠峠〜馬籠

 恵那山を登り終えた我々は、中津川で入浴、祝杯を上げた後、快適なステビー環境を求めて、無人駅の田立駅に向かい、誰もいない駅前広場にテントを張った。寝袋に入ってから朝までノンストップ! 私の長いステビー歴の中でも最高の夜だった。


早朝の田立駅前でのティータイム 早朝の田立駅前でのティータイム


 翌朝、爽やかに晴れ渡っている。のんびりとティータイムを過ごしてから、テントを撤収し、再び中津川へ。ここで荷物を預け、身軽になってから、また中央本線の人となり(何度行ったり来たりをしているのか…)、南木曽駅で下車。そう、今日は木曽路の一番おいしいところを歩くつもりである。


春爛漫の木曽路 春爛漫の木曽路


 季節、天気共に良いせいか、大勢の人がスタートしていった。我々ものんびり歩き出す。昨日恵那山の下山時にも思ったが、この辺りの山裾付近の新緑は、今回のGWにぴったりとはまった。その鮮やかなライトグリーンに見入っていると、元気がもらえそうである。


城山から妻籠を見下ろす 城山から妻籠を見下ろす


 妻篭が近づく。宿場町に入る前に城山にちょっと寄り道。こんもりとした山城のピークからは、妻篭のまちが見下ろせた。


観光客で溢れる妻籠 観光客で溢れる妻籠


 いよいよ宿場町へ。何か映画のセットみたいだ。個人的にはあまり好きではない。それに人も多すぎる。蕎麦だけ喰って早々に退散する。


妻籠〜馬篭間の男滝・女滝 妻籠〜馬篭間の男滝・女滝


 馬篭峠を越える。これまでの行程は、主に木曽川に沿って歩いてきたので、あまり山道という感じはなかったが、ここからは「木曽路は全て山の中」そのままの世界が展開する。峠には車道が通っているが、峠以外はほとんど山道であり、木曽路のイメージそのままの光景が続く。峠の茶屋で餅を喰ってから、馬篭へ下る。馬篭も妻篭と同様、ただの観光地と化していたので、ちょうど来たバスにとっとと乗り込み、中津川に戻った。


馬篭に到着 馬篭に到着


 まだもう1日休みがあったので、この日は恵那のビジネスホテルに泊まり、次の日は「日本大正村」の明智町を観光し、1992年GWの山旅は終わった。


   

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