小秀山

小秀山


【日 程】平成7年11月5日(日)
【人 数】男1人、女2人
【コース】乙女渓谷キャンプ場=0:55=夫婦滝=1:15=二の谷峠=0:30=かぶと岩=0:50=小秀山=1:00=三の谷分岐=1:50=乙女渓谷キャンプ場【6:20】

【記録文】
 前日位山に登った我々は、下呂温泉近くの萩原温泉(穴場です)に投宿していた。
 5時に起床し、まだ夜もあけぬ道を乙女渓谷に向かう。渓谷の駐車場にはすでに3台ほど車が停めてあり、数パーティが準備をしていた。
 6:35 朝食後、駐車場を出発。ルートは二の谷沿いに進んで行く。滝や淵が連続して現れ、なかなか楽しいコースである。何度か急登を繰り返すと、前方に夫婦滝がはるか頭上に現れてくる。
 7:30 夫婦滝。滝直下で休憩。快晴なのだが、この辺りはまだ日が当たらず、寒い。
 7:35 夫婦滝発。滝左手の斜面を急登する。あっと言う間に滝の落ち口と同じ高さまで達し、谷を横断、さらに急登が続く。簡単な岩場も現れ、どんどん高度を上げる。今回「日本300名山ガイド(西日本編)」を参考にしたが、夫婦滝〜二の谷間のタイムがどうもおかしい。本では30分で峠に着くことになっているが、僕らは倍以上かかってしまう。
 8:50 二の谷峠。へとへとになっての到着。ここでようやくかぶと岩が現れてくる。かぶと岩の直下はガチガチに凍っていて通行注意。日陰にはもうかなりの積雪がありました。
 9:30 かぶと岩着。予想していたとは言え、素晴らしい展望が広がる。御岳は言わずもがな、白山のゆったりと稜線をのばした姿が美しい。ゆっくりと撮影タイムを楽しむ。
 9:40 かぶと岩を出発。ここからは笹原と林が交互に現れるなだらかな稜線歩き。右手には中央アルプスが勢揃い。小春日和の快適歩行を楽しむ。
山頂からの御岳山頂からの御岳
10:30 さほどの登りもなく、遮る物何一つ無いピークに到着。御岳が目の前にデーンと鎮座している。まさにこれを見に来たのだ。そしてビールが喉にしみる。最高の展望とビールという必殺パターンが炸裂し、空の缶が次々と生まれていく。繰り返すが本当にこの日の展望は凄かった。その他分かった山だけでも、荒島岳能郷白山、鈴鹿連峰、伊吹山、そして恵那山と素晴らしいラインナップとなった。
 この天気に誘われたのか、次々と人が登ってきて、そんなに広くない山頂が大賑わいとなった。
11:30 べろべろに酔っぱらった状態でピークを後にする。ちょっと悪のりしすぎたようだ。もと来た道を戻るが、かぶと岩からの下りは足下がふらつき、へっぴり腰でのみっともない下山となってしまった。
12:50 三の谷分岐。ここで往路と別れる。この下り、一気に下ると思いきや大きなジグザグを何度も切る、のんびりルートである。足にはいいのだろうが、いつも急斜面を駆け下りる我々には少々物足らない下降となった。
14:05 林道に降り立つ。後は坦々とキャンプ場まで下るだけ。渓谷沿いの紅葉は今が最盛期。目がおかしくなるほどのきらびやかさでした。
14:45 キャンプ場着。駐車場はほぼ満車状態でびっくり。

 この後中津川に向かい、途中苗木のラジウム温泉(名鉄中津川ホテル)に入ってから、さっぱりして帰阪しました。
 最近安直な山行が続いていたのでこの程度でも久しぶりに歩いた気がした1日でした。


   

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