焼杉山・金毘羅山

焼杉山・金毘羅山


【日 程】1996年5月18日(土)
【山 域】京都北山
【メンバー】嫁、私
【天 気】曇り
【コース】北大路駅=バス=古知谷=1:35=焼杉山=1:05=翠黛山=0:40=金毘羅山=1:05=寂光院 【4:25】

【記録文】
 自宅から自転車で北大路駅に行き、7時14分発小出石行きの京都バスに乗り込む。バスはガラ空きで2人の貸し切りであった。
08:05 バス停を出発。山門をくぐって古知谷寺の参道を進むと、すぐに焼杉山の標識が右手に現れ、それに従い山道に入る。一気に尾根に突き上げると送電線の鉄塔があり、大原が見下ろせる。なおも鉄塔を2〜3からみながら尾根上を進むと、やがて辺りは見事な自然林となり、新緑が素晴らしい。山慣れぬ嫁もこの景色には満足しているようだ。
09:45 それほどの登りも無く焼杉山に到着。展望は西側がわずかに開けるのみだが、今日はガスが出ており、あまり関係はない。天気予報では晴れだったのにな〜ぶつぶつ言いながら山頂を後にするが、ここから天ヶ岳〜金毘羅の幹線ルートに合流するまでが今日のコースのハイライトであった。みずみずしい新緑のジャングルの中を縫うように進む。体が緑色に染まってしまうようだ。
10:30 幹線ルート合流点。ここから金毘羅山へは勝手知ったルート。さすがに今までは一組の登山者にも合わなかったのだが、このルートに入った途端、急ににぎやかになる。
11:45 金毘羅山着。この辺りも新緑が美しい。神社の前でランチ。ビールが旨い。
12:25 金毘羅山発。寂光院に直接下りたいという事で、翠黛山手前までいったん戻る。分岐から最初はゆるやかに下っていくが、最後はかなりの急斜面を下るようになり、嫁は相当苦労している。
13:30 嫁をだましだまし下ろし、なんとか寂光院着。

 後は、これまで何度か大原を訪れながら、参拝する機会のなかった寂光院、三千院等を観光した。個人的には『大原問答』の舞台となったと言われる勝林院が一番印象深かった。
 のんびりと山行と観光を楽しめた平和な一日だった。


      

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