−果てしない狭小ダート道を突破し、15年振りのリベンジ達成!−
山行概要
2014年10月27日(月) | |
九州中央山地 | |
快晴 | |
単独 | |
広河原登山口=1:25=平家山分岐=0:20=杉ノ木谷登山口分岐=0:05=国見岳=1:10=広河原登山口【3:00】 |
記録文(写真はクリックで拡大)
すっかり周囲が明るくなり、色づいた木々が鮮やかな登山口を出発。いきなりの急登で幕を開ける。周囲は味気ない杉の植林帯であり、黙々と登るしかない。
しだいに傾斜は緩み、鮮やかな自然林の中を進むようになり、快調に進んでいく。尾根ひだを何回も巻いていき、その都度、沢の源頭を渡って行く。落ち葉でフカフカのルートであり、どこがルートか判然としない箇所も多いが、テープが過剰に付けられているので、ルートを外すことはなかった。
平家山との分岐に登り着く。さすがに1700mを抜く、熊本県の最高峰だけあって、立ち止まると肌寒くなってきた。鈍峰だけあって、登りはゆるやかだが、なかなかピークにたどりつかない。ヤキモキするころ、杉ノ木谷登山口からの登山道が合流、ピークが至近距離に入ったことを確信する。
ピークは平坦な山体振りからは意外にも岩頭となっており、祠が静かに佇んでいた。
国見岳山頂は、その名のとおり、展望は広潤。九州の名のある山々は全て見渡せたと思う。本当にほれぼれするような大観。
この写真では、ピークから北方方面、左から、阿蘇、九重、祖母・傾の山々が全開である。
そして、南方の大展望。やや中央左に市房山、右手奥には霧島と役者が勢揃いである。
ダウンジャケットとレインジャケットを羽織り、万全の態勢でゆっくりと展望を満喫した。
帰路は充実した今山旅を反芻しながら鼻歌交じりで下る。フカフカの落ち葉のクッションも良く、半分走りながらの下山で、コースタイムの半分で下り切ってしまった。
15年振りのリベンジとしては、最後はあっけない終了だったが、大展望に恵まれ、上機嫌で登山口を離れた。
参考タイム
10/27 | 広河原登山口 6:50 ⇒ 8:15 平家山分岐 8:15 ⇒ 8:35 杉ノ木谷登山口分岐 8:35 ⇒ 8:40 国見岳 9:20 ⇒ 10:30 広河原登山口 |
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