−夜がメインの今年2回目の広島の山旅−
山行概要
2012年12月8日(土) | |
倉橋島 | |
晴れ時々曇り | |
Sさん、私 | |
桂ヶ浜=0:50=鞍部=0:20=後火山=0:10=鞍部=0:15=倉橋火山=0:35=桂ヶ浜【2:10】 |
記録文(拡大はクリック)
一昨日の木曜日に、マヌケにも自宅で両太ももを大火傷をしてしまい、普通なら遠征を取り止めるところだが、前から約束していたのと、冬の広島グルメをどうしても堪能したかったので、今年3月以来の広島遠征を強行する。
京都から始発ののぞみで9時前に広島着。Sさんと合流し、車で呉へ。「広島県の山」で気になっていた倉橋火山(ひやま)を目指す。
音戸の瀬戸を渡り、広島県最南端の倉橋島へ。波穏やかな瀬戸内を眺めながらの快適なドライブを経て、登山口の桂ヶ浜へ。
焼きガキ等が楽しめる季節営業の「倉橋島浜びきオイスターハウス」や観光案内所、トイレがある駐車場に車を止め、登山スタート。冬型が強まっているようで、寒風が吹きすさぶ生憎の状況。
少し西に戻った所から、細いコンクリ舗装の道を登っていく。
落ち葉が敷き詰められた道をのんびり登っていく。このコースは倉橋八十八か所巡りを兼ねていて、70番の石仏辺りから、瀬戸内の展望が望めるようになる。
行く手の見通しがしだいに開け、目指す倉橋火山の岩だらけの山容が望めるようになる。
実は車でも登ることのできる鞍部から、まずは後火山へ向かう。登るにつれ背後には火山の岩ボコボコの山肌が一望。
冬でもこの爽やかな青空と柔らかな海の展望。さすがに瀬戸内の島である。
あずまやも立つ整備されたコースを一のぼりで後火山のピークだが、三角点があるのみで展望0だったので、すぐに反転、鞍部に戻り、倉橋火山へ。
急な階段が整備されており、岩を縫うように急登していく。大岩を回り込むように進めば、展望雄大な火山の頂上である。
さすがに昔は瀬戸内の交通の要衝として、のろし台のあった山頂である。すばらしい展望が広がる。
風が強く、一気に体温が奪われるが、それでもしばらく山頂の大岩の上にたたずんでしまった。
来た道を戻り、登山口へ。
登山口近くには日帰り温泉施設の桂浜温泉もあるが、火傷で泣く泣く断念…
せっかくなので、近くの桂浜神社へ。重要文化財の本殿が素晴らしい。本殿は珍しい建築様式「前室付き三間社流れ造り」で、床板は船板が使用され、床底が高いのが特徴とのこと。
ぐるりと桂ヶ浜も周り、往路と同様、呉経由で広島へ。
メインの広島グルメ堪能へ。
まずは、市内銀山町の重富酒店直営の「ビールスタンド重富」で、日本一の生ビールを味わう。
17時〜19時の2時間限定営業で、メニューはビールの注ぎ方が違う4種類の生ビールのみという潔さ。それも一人2杯限定である。ビールサーバーは昭和初期の骨董品である。
私は炭酸のキレが素晴らしい「重富注ぎ(四度注ぎ)」(炭酸が抜けないように、そろりそろりとビールを注いでいく)で至極の生ビールを一気飲み! 咽喉越し最高!
2軒目は、同じく銀山町の「おりぐち」さんへ。写真は鯨ベーコンとあなごの白焼き。他にも造り盛りやカキに溺れる。
19時前なのに、もうかなり出来上がってきた。
そして3軒目は、小網町へ移動し、スペインバルの「コルドベサ」さんへ。折しも店内はミニライブ中で、大盛り上がり。
ナスとトマトのチーズ焼きやカキのアヒージョに昇天! ワインが進む。
まだまだ続く。続いては近くの土橋の「串カツ 寅卯」さんへ。ここは立ち飲みで、店内は既に常連さんでバトルロイヤル状態。
私もすっかり酩酊状態で、常連さんと仲良くなり、気が付けば、カラオケボックスにいた。
結局、お開きは1時過ぎ… 明日は動けるのか? 上蒲刈島の七国見山に行きたいが…
参考タイム
12/8 | 桂ヶ浜登山口 10:30 ⇒ 11:20 鞍部 11:20 ⇒ 11:40 後火山 11:40 ⇒ 11:50 鞍部 11:50 ⇒ 12:05 倉橋火山 12:15 ⇒ 12:50 桂ヶ浜登山口 |
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