栗駒山

栗駒山


 盛岡から新幹線で一ノ関へ向かう。姫神秋田駒と予定通り登れたのでかなり上機嫌である。
 今日登る予定の栗駒山の登山口須川温泉へはここからバスが出ているが、1往復だけの運行であり、それだけで1日が終わってしまいそうなので、急遽レンタカーを借り、平泉観光も加えることにする。(それにしても今回の山旅は高くつくなあ)

【日 程】平成8年10月12日(土)
【人 数】単独
【コース】須川温泉=0:40=昭和湖=0:45=栗駒山=0:25=産沼=0:50=名残ヶ原=0:10=須川温泉 【2:50】

【記録文】 9時半に須川温泉に到着したが、すでに駐車場はほぼ満杯であった。観光客でごった返す温泉を後に、栗駒山へ向かう。すぐに木道のしかれた湿原に出て、名残ヶ原に着いたと判るが、周囲はガス一色で足取りは重い。今日は山頂ピストンで終わりだなと諦めつつ、湿原を横断していると、最後の方で一気にガスが晴れてきた。すると辺りは一気に極彩色の紅葉へと一変し、そこら中から歓声がわき上がった。
 この景色を見て快調に…と言いたいところだが、やたらめったら観光客が多いので、そこら中で渋滞しており、なかなか先に進めない。昭和湖あたりで普通の観光客は諦めるのか、人影が急に少なくなり、以後快調に進む。
 栗駒山には11時に到着。正面には焼石連峰が真正面、登頂欲をそそる山並みである。かなり人は減ったものの、さすがに頂上は人で満員札止め状態で、座る場所を探すのにも苦労する。なんとか場所を確保し、ここでランチにする。
  名残ヶ原にて名残ヶ原にて
 頂上発11時40分。帰路は自然観察路コースをとる。こちらの方はほとんど観光客は歩いておらず、じっくりと山を楽しむことができる。特に産沼付近の紅葉は素晴らしい。名残ヶ原で往路と合流し、後は観光客に揉まれつつ須川温泉に下った。

【交通費】レンタカー(一ノ関):約10,000円

 温泉で汗を流した後は、レンタカーの威力を発揮し、厳美渓〜平泉を観光し、仙台に宿をとったのであった。夜は雨になり、明日の泉ヶ岳は完全に諦めて、地酒をあおった。
帰りに寄った平泉の達谷窟帰りに寄った平泉の達谷窟


      

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