竜ヶ岳

−冬富士展望ツアーの1日目。神々しい富士の姿に震える…−

  

山行概要

日 程
2020年1月11日(土)
山 域
天子山塊
天 気
曇り後快晴
メンバー
♂×3(Wヒロシ(I.ヒロシ、F.ヒロシ)、ドレイのKN)、♀×2(MK、MR)
コースタイム
本栖湖キャンプ場=0:15=登山道入口=1:00=休憩舎=0:35=湖畔登山口分岐=0:10=竜ヶ岳=1:45=本栖湖キャンプ場【3:45】

記録文(写真はクリックで拡大)

 三ツ峠宴会泊ツアーから2年振りの催行となった冬富士展望ツアー。今回も職場の女子を2名連行、今冬は暖冬で、積雪がほとんど見られなかったため、冬富士ツアーはじめてI.ヒロシ氏の車で乗り込むことにし、機動力アップと、コスパの向上を図る。
 京都市内を1時過ぎに出発。珍しく酒を飲んでいない(笑)、私の運転で快調に進み、新東名から西富士道路を経て、富士の西山麓を北上、本日のターゲットである竜ヶ岳の登山口、本栖湖を一路目指す。
 途中、仮眠を取った清水PAでは、小雨が降ったりと、富士方面は厚いガスに覆われていたので、この日の展望は、ほぼほぼ諦めていたのだが、何と、朝霧高原に入った辺りから、急速に雲が吹き飛び、富士の姿が垣間見れるようになってきた。

まさかの富士出現! 7:57

 我慢できず、路肩に緊急停車し、写真を撮りまくる。悪天でだだ下がりだった、メンバーのテンション急上昇!
 青空まで出てきた。。

駐車場を出発! 8:30

 順調に本栖湖畔に到着。
 本栖湖キャンプ場横にある、竜ヶ岳の登山者専用駐車場に車を止める。既に20台以上は止まっているだろうか… この時期に竜ヶ岳からは、角度的に「ダイヤモンド富士」(富士山頂部と太陽が重なって生じる光学現象で、太陽がダイヤモンドのように美しく見える)が見れるため、恐らくそれ狙いの登山者が既に入山しているのだろう。
 車外に出て「寒っ!」と感じるものの、気温は1℃もある。この辺りで標高は900mを越えており、この時期としては異例の暖かさだろう。今年がいかに暖冬なのか、伺えるところである。
 準備を整え、竜ヶ岳を見据えながら出発する。まだ山頂部はガスが残っている…

登山道入口 8:45

 最初はキャンプ場の中を通り抜けていく。平坦な森の中を進むこと15分ほどで、竜ヶ岳の山裾に到達し、「石仏ルート」の登山道入口が現れる。
 竜ヶ岳から東側に延びる尾根に、ここから取り付いていく。
 途中、何人もの登山者とすれ違うが、今朝の「ダイヤモンド富士」はガスで不発だったとのこと…

明るい尾根道を行く 9:34

 尾根に取り付くまでは、それなりに急登が続くが、尾根に乗ってしまえば、笹の下生えの雑木林の中の緩やかな登りが続く。
 葉が落ち切っているので、日差しの差し込む、明るい尾根道で、木々の間からは富士の姿が垣間見え、皆の期待がさらに高まっていく。

ついに富士の全貌が… 9:45

 山頂までのほぼ中間地点にコース名の由来となった石仏があり、その横に休憩舎が建っている。この辺りから、森林限界?となり、笹原となるので、一気に富士の姿が明らかになった!
 皆のテンションが急上昇↑ しかし、富士の真西に位置するため、この時間帯は超逆光で、ディテールが良く分からず、残念…

いいなあ… 10:05

 休憩舎から、尾根は傾斜を増し、一気に高度を上げていく。富士の見上げ方が徐々に変化していく。
 陽光のおかげて、一気に霜柱が融け、足元はグチャグチャで、下りが心配だ…

霧氷帯 10:28

 湖畔登山口に下る分岐を過ぎると、山頂まではあとひと登り。この暖かさでも、まだ霧氷が一部残ってくれていた。

竜ヶ岳山頂からの南アルプス@ 10:39

 広場になっている竜ヶ岳山頂についに到着!
 360度の展望が広がる。富士は当然として、南アルプスが一望で、甲斐駒から聖まで、南アのジャイアンツが勢揃いである。

竜ヶ岳山頂からの南アルプスA 10:40

 塩見から、荒川、赤石、聖岳と続く、南アルプス中南部の重鎮たちを背後に、ひこうき雲が延びる…

定番ショット 10:40

 お決まりの山頂ショット! 山頂は大勢の登山者で賑わっていたが、その中で、なんとウェディングドレス姿に着替えて、結婚式用の写真を撮影しているカップルがいた(笑)…

下山開始 10:55

 大満足で下山開始。河口湖の奥に聳える山々は、三ツ峠をはじめとする、御坂山塊の山々である。

下山開始 11:08

 刻々と変わる富士の姿に魅入られながら下山。

下山開始 11:41

 覆っていた雲が晴れた! しかし見飽きないですな〜
 高速下山し、無事キャンプ場へ。お手軽富士見ハイクだった…

本栖湖 12:59

 キャンプ場のすぐ隣に、土産物屋があるスポットが…
 ここから本栖湖が一望だ! さぁ、撤収だ〜

朝霧高原からの富士 13:11

 朝にも立ち寄った朝霧高原の撮影スポットでまた車を止める。すっかり順光となり、富士がでかい。
 風呂は、富士南麓にある「天母の湯」に立ち寄ってから、富士宮の「静岡県富士山世界遺産センター」へ。

世界遺産センター屋上からの富士 15:32

 センターは、富士登山を疑似体験でき、信仰の歴史等を学ぶことができる。
 最上階(5階)には展望テラスがあり、ここからの富士も素晴らしい。
 満足して、今晩の宿がある清水の街に向かった。

「いわし料理 善」さんで豪遊!@ 17:45

 まずは造り盛から。足の速いいわしを刺身で満喫!

「いわし料理 善」さんで豪遊!A 18:01

 続いて、静岡名物、桜えびのかき揚げ!
 この店で散々盛り上がり、ホテルの部屋に戻って部屋のみしていたが、テレビのカラオケ番組に触発される… しかも、ホテルの横はカラオケボックス(笑) なだれ込んで、2時間ファイヤー! そして、また部屋呑みと、完全にグダグダ(笑)
 明日は、白鳥山に登りたいが、大丈夫か…




参考タイム

1/11 本栖湖キャンプ場 8:308:45 登山道入口 8:459:45 休憩舎 9:5010:25 分岐 10:2510:35 竜ヶ岳 10:5512:40 本栖湖キャンプ場

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