−久しぶりに晴れるも、ヌカカの大軍の襲撃に涙目…−
山行概要
2015年7月27日(月) | |
札幌近郊 | |
晴れ時々曇り | |
Wヒロシ(I.ヒロシ、F.ヒロシ) | |
元山コース登山口=1:20=千尺高地=0:45=薄別コース分岐=0:25=無意根山最高点=0:10=無意根山三角点=0:05=無意根山最高点=0:20=薄別コース分岐=0:40=千尺高地=1:05=元山コース登山口【4:50】 |
記録文(写真はクリックで拡大)
無意根山荘が建っていた、だだっ広い駐車場を後に、登山道へ。
静かな森の中を行く。気持ちの良いトレイルと書きたいところだが、何か様子がおかしい… そう、先頭を行くI.ヒロシ氏は、石狩岳で悩まされたあの「ヌカカ」を多数引き連れて歩いている。「止まるな!」あ〜今日も最悪。山はガスってるし、本気で引き返そうかと思ったが、何とか歩き続ける。
ひたすら歩き続けると、千尺高地と呼ばれる平坦な休憩適地に出るが、ヌカカを前にして休むわけにもいかず、そのまま歩き続ける。
しかも、この辺りから、樹林帯を抜け、根曲り竹がうるさい藪道となり、さらに不快感上昇。泣きながら登り続ける。
薄別コースの分岐辺りで、ガスが急に晴れ、目指す無意根山が目の前に。本日初めてテンションアップ!
相変わらず、藪がうるさいルートだが、一気に気勢が上がる。
20分余りで無意根山の最高点に到達。しかし、展望全くなく、この先の三角点ピークへ急ぐ。
目の前が急に開けると、三角点ピーク。3日前の石狩岳以来の爽快な展望が広がる。羊蹄山が顔を見せてくれた。
登ってきた方面を振り返る。背後にはうっすらと余市岳の姿も…
もと来た道を戻る。晴れて暑くなってきた。薄別コースの分岐付近では、雄大な高原が広がる。最初の印象は最悪だったが、先ほどの三角点ピークからの展望といい、無意根山の印象がどんどん良くなっていく。
薄別コースの分岐を過ぎると、再びガスの中へ。藪のうるさいルートが復活するが、下りなので、快調に飛ばす。
一瞬ガスが切れると、奇怪な定山渓天狗岳の姿が… 4年前の激闘が思い出される。
最後は、ダケカンバの巨木に囲まれた静かなトレイル。いつの間にかヌカカはいなくなっていた。登りの時とは全く異なる印象。
すっかり晴れあがった空のもと、登山口へ帰着。私は全く快調だったが、I.ヒロシ氏は、靴が合わず、相当キツかったようだ。爪がどす黒く変色していた… 合掌…
参考タイム
7/27 | 元山コース登山口 5:45 ⇒ 7:05 千尺高地 7:05 ⇒ 7:50 薄別コース分岐 7:50 ⇒ 8:15 無意根山最高点 8:15 ⇒ 8:25 無意根山三角点 8:35 ⇒ 8:40 無意根山最高点 8:40 ⇒ 9:00 薄別コース分岐 9:00 ⇒ 9:40 千尺高地 9:40 ⇒ 10:45 元山コース登山口 |
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