中之島(紀伊勝浦)

−天気悪く、グダグダになった大晦日 昼から泥酔し、僅か30分弱の歩行で、温泉に沈没…−

   

山行概要

日 程
2017年12月31日(日)
天 気
雨のち曇り
メンバー
単独
コースタイム
ホテル中之島=0:15=中の島最高点=0:10=ホテル中之島【0:25】

記録文(写真はクリックで拡大)

 一昨日の熊野古道中辺路潮見峠越え、前日の熊野古道大辺路(紀伊姫〜重畳山〜紀伊田原) に続く、恒例の年末年始熊野古道集中歩行の3日目。
 天気予報では「昼前から雨」となっていたので、この日はコースタイムの短い那智の「かけぬけ道」を辿るつもりでいたが、朝起きてみると既に雨が降ってきた…
 完全にやる気が失せ、お土産を買ったりと周辺でウダウダしていたが、もう我慢できず、この日宿泊予定のブルーハーバーさんの駐車場に車を止めさせてもらい、築地に出撃!

「まぐろの昌」さんで昼(朝)呑み!@ 10:57

 マグロステーキ! バター醤油で…

「まぐろの昌」さんで昼(朝)呑み!A 10:59

 マグロの胃袋!

「まぐろの昌」さんで昼(朝)呑み!B 11:30

 ダメ押しのクジラベーコンで昼からグダグダに…
 また温泉に入りたくなったので、「はま湯」さんに行こうと思ったら、15時からの営業で、どうしようかと思っていたら、勝浦港の観光桟橋が目に入った。
 ここから紀伊勝浦を代表する2大ホテルの、ホテル浦島とホテル中の島行きの連絡船が出ているのだ。

ホテル中の島へ 14:13

 ホテル浦島の巨大な洞窟風呂「忘帰洞」が魅力的だったが、年末年始の時期は日帰り入浴お断りとのことで、ホテル中の島の一択となった。
 ホテル中の島は、勝浦港のすぐ向かいに浮かぶ、紀の松島を構成する島の一つの中の島を丸ごと所有してホテルを経営しており、合計139室で、ホテル浦島には大きさでは負けるものの、紀伊勝浦では、ホテル浦島と双璧とされている巨大ホテルである。
 観光桟橋からだいたい20分間隔で無料の連絡船が行き来しており、私は14時10分発の便に乗船。僅か3分ほどで到着(笑)

遊歩道の途中にある足湯「空海(そらみ)の湯」 14:28

 日帰り入浴は15時からであり、時間調整も兼ねて、まずは島の遊歩道へ。最高点があるので、これで一山稼ごうという算段である。
 巨大旅館を通り抜け、一番南側の建物の最上階から遊歩道が始まっている。いかにも南国らしい鬱蒼とした森林の中に遊歩道が伸びている。
 途中の高台には、絶景を見ながら浸かれる足湯「空海(そらみ)の湯」があり、周囲には硫黄臭が立ち込めていた。

中の島最高点からの紀の松島 14:35

 遊歩道の終点が、島の最高地点であるが、島の外周が2キロ弱しかない小島であるからして、10分ちょっとで到着。
 展望台になっており、南側の展望が雄大。紀の松島が一望である。
 展望台には、旅と酒を愛した歌人若山牧水の歌碑が立つ。「日の岬 潮岬は過ぎぬれど なおはるけしや 志摩の波切は」

大露天風呂「紀州潮聞之湯」@ 14:58

 いよいよ温泉へ。若干フライング気味で突入!
 日帰り入浴料は2000円だが、これなら納得できる。
 海と一体化したような爽快感! 硫黄臭もプンプン漂い、陽の当たり加減で刻々と色が変わる温泉は、本物感がハンパない!
 露天風呂の名称は「紀州潮聞之湯」といい、関西人には馴染みの藤本義一氏が命名したとのこと。

大露天風呂「紀州潮聞之湯」A 16:17

 中ノ島は、島内に源泉6本を保有し、泉質は、含硫黄−ナトリウム・カルシウム−塩化物泉(弱アルカリ性低張性高温温泉)で、特に硫黄成分が規定値の2mg以上を大きく上回る24mgもあり、かなりの高濃度硫黄泉である。
 しかも、1日800トン、毎分560リットルと豊富な湯量を誇り、当然お風呂は全て源泉掛け流しであり、カランの湯も硫黄臭がするので、温泉のようだ。 私は2時間近くこの高濃度温泉に沈没していた… マッサージ機も無料で使用でき、完全にモトは取った感じ。

悲惨な年越し飯 17:46

 悲惨な一人きりの大晦日の夜は、ビジネスホテルで引きこもり…(笑)
 道の駅で買ったクジラベーコンやマグロの刺身で一人宴し、どん兵衛の年越しそばで年を越す(笑)…
 明日の熊野古道大辺路(紀伊田原〜八郎山〜太地)へ。

参考タイム

12/31 ホテル中之島本館 14:2014:35 中の島最高点 14:3514:45 ホテル中之島本館

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