京都北山:天ヶ森(ナッチョ)〜天ヶ岳

京都北山:天ヶ森(ナッチョ)〜天ヶ岳


【日 程】1994年4月3日(日)
【山 域】京都北山
【メンバー】単独
【天 気】快晴
【コース】北大路駅=BUS=小出石=1:05=天ヶ森=0:30=百井=0:20=天ヶ岳登り口=0:25=天ヶ岳=0:40=焼杉山分岐=0:35=金毘羅山=0:20=江文神社=0:30=大原【4:25】

【記録文】
 昼まで日ごろの睡眠不足を解消するつもりが、目覚めてみるとなぜか午前5時。外をうかがうとド快晴ということで、急遽パッキングを開始する。飛び乗った京阪の車内で目的地を天ヶ森(最近はナッチョと言う方が通りが良いらしい)に定め、北大路経由で小出石へ。京都バスは始発から終始私一人の貸切であった。
 バス停からR477を北に進み、西に大きくカーブする辺りでテープがあり、山道に取り付く。いきなりの急登だが、それも尾根に取り付くまで。以後は雑木林の中の快適な早春ハイクとなる。ピーク近くで若干の残雪も現れたりもしたが、特に問題なく天ヶ森の肩へ。ピークはここから往復10分程。木々の合間から残雪に輝く比良の山並みが見て取れる。今年はどうも残雪が多いようだ。
 肩に戻り、百井に下る。すぐに林道に飛び出す。来る度に地図には載っていない林道がそこら中に延びているのは驚くやら、あきれるやらで、いったい北山はどうなってしまうのだろうかと考えながら歩いていたら、いつの間にか百井の集落が目の前に展開していた。いつ来ても思うことだが、この山村のたたずまいは何とも言えない味がある。日向ぼっこをしている婆さんにいきなり話しかけられるのも、いつものことだ。
 集落を離れ、まだたっぷりと残雪が残っている車道を天ヶ岳登り口へ。再び山道に入るが、思わぬ積雪に靴はビチョビチョ。7年ぶりに天ヶ岳の頂きを踏む。ここからは金毘羅山への非常に歩きやすく、勝手知ったる北山の古典ルート。気温も上がり、急に春の息吹を感じる。
 金毘羅山からは江文峠経由の車道ルートを下るのも芸が無いので、岩尾根を直接江文神社へ下ることにする。適度なスリルを味わいながら、桜満開の大原を目指したのであった。


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