− 久しぶりの西ノ京をノンビリと散策 −
山行概要
2011年4月29日(祝) | |
西大寺・西ノ京 | |
快晴 | |
単独 | |
近鉄西大寺駅=0:25=喜光寺=0:20=唐招提寺=0:05=薬師寺=0:25=平城京跡=0:15=近鉄西大寺駅【1:30】 |
記録文
周辺は何度も来ているが、メジャーすぎてなかなか足が向かない西ノ京。GWの初日だが午前ならそんなに混んでないだろうと久しぶりに足を向ける。
近鉄西大寺駅からスタート。10年ほど前にここから西ノ京、更には大安寺辺りまで歩いたことがあるが、その時と比べ駅の南周辺は区画整理事業で大きく変貌しており、戸惑う。500mほど強引に南へ進むと、ようやく事業区域を抜け、旧い町並みへ。
菅原道真の生誕の地であるとの伝承があるが、どうだろう。
道真が牛に乗って大宰府に流されたという故事にちなみ、境内には牛の像七体を祀っている。
行基が創建したお寺で、本堂は東大寺大仏殿建立の実験台(失礼)にしたらしい。このため本堂が「試みの大仏殿」と呼ばれるのはあまりにも有名である。
前回訪れた時にはなかった南大門は昨年に再建された。
喜光寺は受付に誰もいなかったのでパスし、阪奈道路をまたいで南下。垂仁天皇陵と近鉄橿原線の間をのんびりと進む。
この辺りは数え切れないほど来ているが、ほんとに長閑な感じでいつ来ても癒される。
そして、金堂の平成大修理が2009年11月に終わったばかりの唐招提寺へ。
金堂の佇まいを眺めるのは数十年ぶり。伽藍ももちろん素晴らしいが、森の中にお堂が点在するような周囲の緑が素晴らしい。
境内には鑑真の故郷、揚州の花である瓊花(けいか)が純白の花を咲かせていた。
そして薬師寺へ。まずは白鳳伽藍から。思いのほか人が少なく、じっくりと拝観できた。
唐招提寺とは対照的で広々とした開放感のある境内。
北隣の玄奘三蔵院伽藍も拝観してから、秋篠川沿いに北上、平城京跡経由で西大寺駅まで戻った。
ポカポカ陽気の下、気持ちの良いプチハイクだった。
参考タイム
4/29 | 近鉄西大寺駅 9:20 ⇒ 9:40 菅原天満宮 9:45 ⇒ 9:50 喜光寺 9:50 ⇒ 10:05 垂仁天皇陵 10:05 ⇒ 10:10 唐招提寺 10:45 ⇒ 10:50 薬師寺 11:20 ⇒ 11:45 平城京跡 11:45 ⇒ 12:00 近鉄西大寺駅 |
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