野坂岳

野坂岳


野坂岳の由来 野坂岳の由来


【日 程】2001年5月1日(火)
【山 域】野坂山地
【天 気】晴れ
【メンバ―】単独
【コースタイム】敦賀市立少年自然の家=0:20=栃ノ木地蔵=0:20=行者岩=0:05=一ノ岳=0:15=二ノ岳=0:10=野坂岳=0:25=一ノ岳=0:25=敦賀市立少年自然の家【2:00】

【記録文】
 メーデーの集まりを無視して山に向かう。道中ずっと濃い霧の中で、ヤキモキする。登山口となる敦賀市立少年自然の家へは、R27から道標に導かれ、ナビの助力を得なくても、スムーズにたどり着いた。最上部の駐車場に車を停める。既に5台ほど先客がいる。晴れ間も見えてきた。
 幅広の遊歩道で野坂岳へのルートは幕を開ける。結構急なので、いきなり息が切れる。すぐにメジャーな登山道に相応しい、広くもなく、狭くもない歩きやすい沢沿いの道となる。辺りの新緑は鮮やかで、谷を抜ける涼風も心地よい。気分良く登っていく。美味い水場のある栃ノ木地蔵で沢と離れ、一気の急登で尾根に上がる。以後、ピークまでは尾根歩きが続く。一ノ岳直下には顕著な岩壁を誇示する行者岩があり、迷うことなく岩峰の頂へ寄り道する。さえぎるものない岩峰からは日本海が一望のもとに見渡せた。

行者岩を望む 行者岩を望む

 一ノ岳からは、本峰が指呼の間に見える。一段尾根を上がった二ノ岳周辺にはブナ林が現れ、窪地に豊富に残る残雪に、ブナの新緑のエメラルドグリーンが映える。この光景は期待通りだっただけに、「してやったり」と一人悦に入る。

二ノ岳周辺のブナと残雪 二ノ岳周辺のブナと残雪

 ピークは遮るものない360度の展望が待っていた。といっても、水蒸気が多く、日本海と野坂山地の山々しか視界には入ってこなかった。ちと残念。連れにケータイで得意げな登頂報告をしてから、下山開始。今山行はこの連休中に予定している奥三界岳のトレーニングも兼ねているので、持病の膝痛を確かめるようにゆっくりと下る。幸いにも今日の膝はすこぶる上機嫌で、苦痛を感じることなく、自然の家に降り立つことができた。
 山行後は、敦賀で新鮮な刺身を食して、帰途についた。


【参 考】
 06:30    京都市内発
 08:40-09:00 敦賀市立少年自然の家
 09:20-09:25 栃ノ木地蔵
 09:45-09:50 行者岩
 09:55-10:00 一ノ岳
 10:15    二ノ岳
 10:25-10:35 野坂岳
 11:00-11:05 一ノ岳
 11:30-11:45 敦賀市立少年自然の家


   

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