能郷白山(登頂失敗編)

能郷白山(登頂失敗編)


日 程1992年10月25日(日)
山 域越美山地
メンバー男2人、女1人
天 気
コースタイム能郷谷林道登山口=0:20=一合目=0:20=能郷谷林道登山口【0:40】

 何といってもこの山はアプローチが大変。枚方を1時に発進するが、名神大垣ICからR157に入るまでに市街地をさまよい、R157では幅の狭い深夜のワインディング道に消耗し、最後の能郷谷林道では、車の底を打ちまくり、増水した枝沢の泥水シャワーを思いっきり浴びるなど、ラリーのようだった。
 ようやく着いた駐車場でしばし仮眠するが、目を覚ますとどんよりとした空に冷たい雨が降り注いでいる。天気予報では曇りだったのだが、寒気がかなり入っているようで、車外はかなり寒い。
 誰も止めようと言い出さないので、無言で歩き出すが、いきなりの急登と雨のせいで、一合目の表示を見た途端、あっと言う間に撤退となった。周囲の紅葉は美麗だったのだが…
 このまま帰るのもしゃくなので、奥美濃ドライブを楽しむことにするが、これも悲惨なものとなった。まず、馬坂を越えて藤橋村に入るがこの峠道も細く、何度か雨のためスリップしかける。さらに横山ダムでR303に入り、坂内川を溯るが、八草川に入ってから、ほとんど1車分しかないようなものすごい細道となる。しかも、路肩は弱く断崖絶壁を走る区間も多い。対向車の恐怖に怯えながら、何とか八草峠を越え滋賀県に入った。ここから多少道路はましになり、ようやくドライブ気分になってきた。
 長浜城に寄ってから、帰阪した。いったいこの日は何してたんだろうか…


   

   

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