大台ケ原・大杉谷

大台ケ原・大杉谷


【日 程】平成3年10月26日(土)〜27日(日)
【メンバー】男2人、女3人
【コースタイム】
 10/26 近鉄大和上市駅=taxi=大台山上駐車場=0:40=日出ヶ岳=1:30=堂倉避難小屋=0:50=堂倉滝吊橋=1:05=七ツ釜滝上吊橋=0:30=桃ノ木山の家【4:35】
 10/27 桃ノ木山の家=2:00=千尋滝=1:00=能谷河原=1:00=乗船場【4:00】

【記録文】
 10/26 雨
 メンバーが急に減ったので、5人で2台という真に非効率な形で、山上駐車場へ。山上はお約束の雨。こんな天気でも大勢の人が日出ヶ岳を目指すのだから、ほとんどここは観光地。視界はゼロでも何の問題なくピークに到着。
 大杉谷への下降路に入ると、人は激減するが、それでも結構な数の人が歩いている。雨の中歩くのは大台では当たり前なのか。しかし、この下り坂は中々急だ。しかも足場も悪く、結構くたびれる。堂倉滝が現れると、さすがにホッとする。ここからは待望の渓谷歩きとなる。数え切れないほどの滝や淵が連続する。忌々しい雨もここでは谷の迫力増加に貢献している。この日のクライマックスはやはり七ツ釜滝。迫る夕暮れとあいまって、その姿は神々しいほどだった。
七ツ釜滝七ツ釜滝
 今日の泊り場桃ノ木山の家は、大杉谷を探勝する登山者のほとんどが泊まるため、ものすごい混雑で、中々寝つけなかった。

 10/27 雨後曇り
 今日も雨、しかし、今回は滝さえ見ることができれば良いので、あまり苦にならない。それより切れそうになるのが、延々と続く渋滞である。抜くポイントが無いので、仕方が無いのだが、全然前に進めないし、滝をゆっくり見ることもできない。そんな訳で印象に残った滝は千尋滝だけという寒い行軍。やっとスムーズに歩けるようになったな〜と思った時にはもう乗船場に着いてしまっていた。
 結局、今山行で一番ゆっくりできたのは、乗船中だったかもしれない。空いている時期にぜひ再訪したい山・谷です。


         

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