小野アルプス縦走

−標高は低いが、愚直なアップダウンの繰り返しと蒸し暑さにヘロッヘロ…−

   
  

山行概要

日 程
2011年11月3日(祝)
山 域
小野アルプス
天 気
曇り
メンバー
単独
コースタイム
神鉄小野駅=0:25=JR小野町駅=0:30=女池=0:20=紅山=0:20=惣山=0:30=アザメ峠=0:30=前山=0:25=白雲谷温泉=0:10=JR市場駅【3:10】

記録文

 ギックリ腰からの復活を果たすべく運動不足解消に取り組む。ホンマは家のすぐ近くの京都御苑でも走ったら良いのだが、単調すぎてやる気になれないまま。山だったら変化があってできるだろうということで、目指した山は六甲のさらに西の播磨の山。極端すぎる。
 朝5時半に起きて、阪急烏丸駅6時過ぎ発の特急に乗り込む。新開地で神戸電鉄に乗り換え、終点の小野へ。神戸電鉄は雄岡山・雌岡山で来て以来9年振りだ。京都からは2時間半近くかかった。
 ほんとはJRで来た方が速いし山にも近いのだが、JRの方が1000円も高いので、私鉄で来たのだ。

神鉄小野駅を出発 8:47

 市街地は駅の北東側であり、私は南西側の出口から出たので、駅前はロータリーがあるだけである。駅前から南西に伸びる一本道を加古川に向かって下っていく。

加古川を渡る 9:06

 途中にコンビニがあったので、そこでサンドウィッチを買い、ほおばりながら更に進むと、大住橋で加古川を渡る。なかなかの大河に見える。

JR小野町駅 9:10

 「ふらっときすみの」という地元食材を使った蕎麦屋がある。当然ながら始業前なので、素通りし、線路を渡る。行く手の山並みが徐々に近付いてくる。
 早く山に入りたいので、鴨池の男池はパスし、直接女池に向かう。長閑な耕作地を早足で進むが、今日は11月と言うのに蒸し暑く、まだ山を登ってないのに、すでに汗だくである。

鴨池女池 9:40

 女池の手前で左に折れ、車道を離れる。すぐに車道を離れ、ショートカットの山道に入る。あまり歩かれていないのか、藪っぽい… いきなり蜘蛛の巣数発の洗礼を顔面に受け、モチベーション急降下。
 岩倉入口でショートカットした車道を見送り、そのまま山道を進む。一転、幅広の整備されたトレールとなるが、すぐに紅山への分岐が現れ、急な細道へ…

紅山から行く手を見下ろす 10:05

 「スズメバチ注意」「マムシ注意」の看板が立ち並ぶ急登を「どうやって注意すんねん!」と毒づきながら登る。蜘蛛の巣の哨戒網もハンパなく、顔はネチャネチャ。最悪…
 さっき以上に汗でベタベタになって紅山頂上へ。山陽自動車道が非常に目障りだが、岩稜がピークからなだれ落ちている。ここを下る。

紅山を振り返る 10:09

 ネットで何回も見た紅山の岩稜。見た目は急だが、この近くの高御位山と同様、びっくりするほどフリクションが利くので立ったままでも余裕で下れる。再び樹林帯に入り、さらに急な細道を下ると岩倉峠に降り立つ。
 惣山への登り返しは階段完備で一気に高みへ。紅山は小野アルプスの代表格のはずだが、登山道は連峰で一番未整備だった。

アンテナ山にて 10:35

 行く手の総山を望む。また下って登り返す。縦走の醍醐味とも言えるが、体力不足の我が身には辛い…
 せっかく登った総山もまた急降下し、降り立ったのはアザメ峠。
 ここからアップダウンはややなだらかとなり、安場山、愛宕山と道標もはっきりしなかったせいか、良く分からない内に通り過ぎる。

前山にて 11:25

 NTTのアンテナが目障りな前山ピーク一帯は、花壇が整備されていた。
 最後はまたも日光峠から登り返して、高山経由で「白雲谷温泉ゆぴか」へ。
 温泉からは坂道をのんびり下って市場駅へ。無人駅でローカル線の風情満点。

姫路おでん 14:20

 姫路に寄り道し、B級グルメで名高い「姫路おでん」を満喫。この11、12日と何とここ姫路で今年のB1グランプリが開催されるらしい。
 生姜醤油の味付けは目から鱗が出る思い。ぜひ「姫路おでん」には頑張ってもらいたい。
 すっかり酔っ払ったので、帰りは新幹線に乗ってしまった。行きは私鉄で値切ったのに何をやってるのやら…

参考タイム

11/3神鉄小野駅 8:459:10 JR小野町駅 9:109:40 鴨池女池 9:4010:00 紅山 10:0510:25 惣山 10:2510:35 アンテナ山 10:3510:55 アザメ峠 10:5511:25 前山 11:3011:55 白雲谷温泉ゆぴか 13:0013:10 JR市場駅

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