音羽山・経ガ塚山・熊ガ岳

音羽山・経ガ塚山・熊ガ岳


【日 程】1990年1月4日(木)
【山 域】龍門山地
【天 気】曇り時々雪
【メンバー】男3人、女5人
【コース】近鉄桜井駅=taxi=音羽観音下=0:30=音羽観音=0:45=音羽山=0:20=経ガ塚山=0:45=熊ガ岳=0:35=大峠=1:05=談三神社【4:10】

【記録文】
 新年山行に龍門山地の縦走を企てる。出発前は大和竜門山までの縦走を狙っていたが…
 桜井からのタクシーを下車した我々を迎えたのは一面の新雪だった。この先がどうなることやらと思いながら、音羽観音に参拝。私にとっては初詣であった。稜線へは急登が続く。雪は深くなる一方で、雨具を持ってきていないバカ者もいて、悲惨な状況になってきた。
 音羽山山頂は樹林に囲まれ展望はなし。と言ってもこの天候では同じこと。休憩できるような状況でもなく、先を急ぐ。音羽山までは登り一辺倒で良かったが、稜線の縦走となると、こまめなアップダウンも現れるため、アイゼンなど持参しているはずのない我々はコケまくる状況となる。
 経ガ塚山・熊ガ岳も無言で通過し、大峠まで泣きながらの降下を続ける。神武東征の伝説が残る大峠に何とか降り立ったが、大和竜門山までの縦走続行を言い出せるような雰囲気ではなく、私は泣く泣く下山に賛同した。
 帰りは談三神社に立ち寄ってみる。天気は幾分回復し、少し登ったところ(御破裂山)から雪化粧の音羽三山を一望のもとにし、最後は満足して帰阪した。


      

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