− 完歩に向け、3年振りの再開。 −
山行概要
2010年6月16日(水) | |
京都東山・南山 | |
曇り後晴れ | |
単独 | |
修学院=2:00=延暦寺=1:35=崇福寺跡=0:25=近江神社=0:35=三井寺=1:25=音羽山=1:35=京阪唐橋駅【7:35】 |
記録文
前回の比叡山上での屈辱的な撤退から早や3年。すっかり昔の覚悟はどこやら、東海自然歩道完歩の道は遥か忘却の彼方だったが、何とか1日確保できたので、企画を復活させることに。
前回は山上の弁天堂でトレースが切れているので、とりあえず比叡山まで登り直さないと話にならず、私の住まいからは一番便利な雲母坂ルートをチョイス。烏丸丸太町から市バスで修学院道下車。少し北に上がり、音羽川と出合ったところで、東に折れ、川沿いに雲母坂の登り口へ。
深くえぐれた急坂が延々と続く。雨上がりで靄がまだかかる高湿度のきついコンディションですぐに体は汗でベチャベチャに…
人の気配全くなし。静かに霧が流れるかつてのスキー場。私の荒過ぎる呼吸音だけが空しく響く。
草原を横断後、延暦寺に続く広い車道を進む。何の前触れもなく鹿3頭が急に目の前に現れる。静かな平日の一人歩きを満喫。
一気に人の波に呑まれる。根本中堂に到着。前回は後半戦に差し掛かったところで、けっこうバテがきていたが、今回はまだまだ序盤戦で体力十分。
ケーブル駅を過ぎ、前回の撤退ポイントの弁天堂へ。今回は何事もなく通過。しばらくは起伏の少ない単調なルートが続くが、夢見ヶ丘の手前で階段の激下り&登り返しがあり一気に消耗。そしてまた一気に谷に下るという嫌がらせのようなルート構成にキレ気味になりながら、何とか崇福寺跡、百穴古墳群を通過。
とりあえず、比叡の山は越えた。湖西道路と平行しながら、市街地を爆走、近江神宮の境内を抜け大津市役所も一気に通過。
迷ったが、参拝は割愛。山門前でパンをほおばる。
ここからルートが良く分からなくなったが、適当に西に進むと長等公園があり、ここの奥に東海自然歩道の標識が久方ぶりに現れた。ここから再び山中に突入。
車の騒音が激しくなってくると、R1をまたぐ逢坂山渡道橋。ここから厳しい音羽山の登り返しになる。何度か登っていてその辛さを身にしみて分かっているだけに疲れた体には非常にキツイ。
一歩一歩、じわじわと高度を上げていく。
音羽山では本日最高の展望に恵まれる。涼風を期待したが、風は全く通らない… 体は全身塩を噴いている状態。滅茶苦茶気持ち悪い。
後は惰性で下る。市街地に出てからが地獄の長さだった。おまけに最後は石山寺駅に出るはずが、ボーッとしていて唐橋駅に出てしまった。何とも締まらないフィニッシュだった…
参考タイム
6/16 | 修学院 8:15 ⇒ 9:55 比叡山スキー場 9:55 ⇒ 10:15 延暦寺 10:20 ⇒ 10:35 弁天堂 10:35 ⇒ 11:25 夢見ヶ丘 11:25 ⇒ 11:55 崇福寺跡 11:55 ⇒ 12:20 近江神社 12:20 ⇒ 12:55 三井寺 13:10 ⇒ 13:40 逢坂山渡道橋 13:40 ⇒ 14:35 音羽山 14:40 ⇒ 16:10 京阪唐橋駅 |
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