六甲(油コブシ〜紅葉谷)

六甲(油コブシ〜紅葉谷)

日 程1990年11月24日(土)
山 域六甲連山
メンバー男2人
天 気晴れ
コースタイム阪急六甲駅〜油コブシ〜凌雲台〜七曲滝〜有馬温泉

 大和竜門山の渋すぎる山旅を終えて、枚方の自宅に帰投。何故か登り足りない感じがして、スッキリしない。天気も良さそうだ。おりよく阪急電車のタダ券が手に入っていたので、六甲に行こうと思い、別の連れを捕獲する。
 マップの油コブシというピーク名に何故か興味をひかれる。登路も結構マイナーなルートのようだ。
 早朝の阪急六甲駅に降り立つ。昨日の深夜に計画したことを思えば奇跡的である。六甲は登山口に行き着くまでに息が切れる。鶴甲団地の最上部にようやく道標を見つけた。もう汗だくである。ここからも急登は続く。ただ周囲は開けているので、少し登っただけで、背後には神戸港が一望のもとだ。さらに登ると大阪湾の彼方に金剛の山々が浮かぶ。えっ、金剛の背後にさらに高い山並みが見える。なんと大峰が見えていた。この遠望は晩秋ならでは。
 油コブシ山頂はカヤトの気持ちの良い草原だった。秋に来たことも良い印象を深めたようだ。さらに登って六甲の主稜へ。この一体は完璧に観光地化されているので、逃げるように素通りし、極楽茶屋から裏六甲の紅葉谷へ。紅葉の最後の輝きを狙う意図は当たり、色づいた木の葉が次々と舞い降りてくる谷をのんびりと下った。


紅葉谷を下る 紅葉谷を下る


 最後はやはり有馬温泉。独特の錆びた匂いが懐かしい。
 天気、紅葉、温泉と申し分の無い日帰り山行だった。


      

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