両神山

両神山


【日 程】1991年3月25日(月)
【人 数】単独
【天 気】霧
【コース】両神山荘=0:20=会所=0:30=八海山=0:20=清滝小屋=0:45=両神神社=0:15=両神山=0:15=両神神社=0:15=一位ガタワ=0:05=清滝小屋=0:05=弘法之井戸=0:30=会所=0:15=両神山荘【3:35】

【記録文】
 武甲山を終えたその足でバスを乗り継ぎ、前日のうちに両神山荘に入る。客は私を含め2人だけ。昨日からの寝不足もあり、熟睡する。
 7時に宿のおばさんに起こしてもらう。目をこすりながら窓の外を眺めると、外は霧で真っ白。ガックリくる。しかし、ここまでやって来て登らぬわけにもいかぬ。宿のおじさんによれば、ガスはこのまま晴れそうにはないが、雨はまだしばらくは降りださないとのこと。意を決して濃霧の中に飛び込んだのは8時。ちょっと遅めのスタートであった。
 濃密な霧に抱かれるようにして森の中を進む。会所で七滝沢を渡ると、山腹をからんでの登りとなる。しばらく登ると、今度は薄川に沿って登るようになり、ゆるやかに高度を上げてゆく。冷たい清水のわき出る弘法之井戸の脇を通過し、清滝小屋へ。小屋は改装直後であり、まだ無人であった。しばらく休憩してから、直ぐ頭上の産泰尾根にとりつく。産泰尾根は今日一番の難所となった。登りが急な上に、北斜面なのでツルツルに凍っており、とても危ない。やむなくアイゼンを装着し、恐る恐る進む。登りが緩やかになってくると、両神神社の本社はすぐそこ。参拝を済ませ、すっかり穏やかになった尾根をピーク目指して進む。途中の休憩小屋を過ぎると、稜線は岩場混じりとなる。鎖場を2、3越え、ピークへの最後の急登。ピークは両神神社奥社となっている。晴れていれば、展望は良さそうだが、今日はそれを望むべくもない。ガスがより濃さを増してきたので、早々にピークを後にし、本社まで駆け降りた。
 予定では往路をそのまま下るつもりであったが、あの凍った急斜面は軽アイゼンでは無理と判断し、一位ガタワ経由のルートに変更する。こちらも傾斜はきついが、東斜面であるため積雪はほとんどなく、快適に清滝小屋まで下った。ここからはもと来た道を戻るだけである。天候もガスから霧雨に変わってきたため、半分走りながらの下山となった。そのため両神山荘には12時半に到着。山荘のおじさんに本当に頂上まで行ったのかとびっくりされた。

 バスで秩父に戻る。明日は筑波山に登るつもりだが、かなり遅くなったので、大宮で時間切れ、ここで泊まることにした。


   

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