−またもや友ヶ島の上陸に失敗… 代替プランだが、紀淡海峡の展望を満喫−
山行概要
2016年11月23日(祝) | |
和泉山脈 | |
曇り | |
♀5名(MM、IKさん、IZさん、IDさん、MRさん)、♂5名(OT君、OM君、AM君、Wヒロシ(I.ヒロシ、F.ピロシ)) | |
和歌山市森林公園高森山登山口=0:15=秋の丘=0:40=高森山=0:25=四国山=0:10=四国山登山口=0:10=和歌山市森林公園恐竜広場=0:10=和歌山市森林公園【1:50】 |
記録文(写真はクリックで拡大)
職場の女子を調達(笑)し、遠足を企む(再笑)。
目標は4年前にも一度上陸に失敗した友ヶ島である(この島は無人島なので、天気が悪いとすぐに欠航するのだ…)。
調達名人のOM氏の手腕で、女子5人をゲットし、オッサン5人との10人大パーティとなった。
加太港発9時の1便に乗るため、2台に分かれて京都市内を6時半に出発。寒気が入っており、生憎の曇天だが、雨が降ることはなさそうだ。
順調に走行し、和歌山北ICを降りてすぐにあったコンビニで補給中に、念のため、友ヶ島汽船に電話したところ、何と、強風でまさかの欠航とのこと!
この程度の天候で、すぐに欠航する友ヶ島汽船に怒り心頭であるが、暴れても船が出る訳もなく、念のため考えてあったプランBに移行することに。
加太港に近い、和泉山脈が紀淡海峡に沈む最後の高みである、高森山と四国山を狙うことにした。友ヶ島と同様、その地理的に旧日本軍の要塞地帯で砲台跡も残り、戦前は出入禁止の場所であった。
欠航の報に動揺が隠せない2号車をなだめすかしながら誘導し、和歌山市森林公園で無事合流。
みな、訳が分からないまま、高森山への登山道をいきなり登り始める。
登山初心者もいたが、そこはベテランのI.ヒロシ氏の絶妙なペースメイクのおかげで、難なく進んでいく。
すぐに稜線に登り付き、「秋の丘」と名付けられた展望ポイントからは、紀淡海峡と淡路島が一望!
友ヶ島がすぐ至近に見える。なぜあの程度の距離の海峡が渡れないのか、さらに怒り倍増である。
目の前の高森山へは、ここからさらに尾根道を40分ほどで到着。三角点も埋まるピークだが、悲しいかな、せっかく海に近い山なのに海の展望0…
南東側のみ眺望が開けるが、これも悲しいかな、全く山座同定できず…(笑)
四国山への縦走に向かう。南国らしい照葉樹の森の気持ちの良いトレイルである。いったん広場に出て、再度、登り詰めると、展望台の建つ四国山頂上である。
ここからは、紀淡海峡をはじめ、りんくうタウンや海南市街も見て取れた。満足して下山開始。あっという間に車道に合流し、後はこの車道を10分ほどたどれば、森林公園に戻って来る。
恐竜やライオン等の野生動物のオブジェが何体も建つ、コンセプトがいまいち不明の公園を巡ってから、車に戻る。
とりあえず飯でも食おうということで、加太港の淡島神社へ向かい。神社の鳥居前に3件ならぶ食堂のうち、最も手前の「先田商店」さんへ(一番人気の「満幸商店」さんは既に長蛇の列ができており、付け入るすきがなかった…)。
それでも、刺身盛り合わせや、マグロ漬丼で昼から生中で昇天! ドライバーさん、ごめんなさい。
そして、食後は、淡島神社に参拝してから、近くの「休暇村紀州加太」近くにある深山砲台跡に向かうことに。
深山砲台は、淡路島の由良を中心に大阪湾防衛の目的で置かれた由良要塞の一部で、28cm榴弾砲が設置されていた。レンガ造りの弾薬庫等も残っている。
近くの展望台からは、友ヶ島が眼前に迫る。あんなに近いのに連続で渡海に失敗するとは…
満足して、いつものように、関西最強の炭酸泉「花山温泉」に向かう。市内中心部を経由して向かうが、何といつも行列ができている「井出商店」前に行列がない! さっき食べたばかりだが、これは行かねばと言うことで、急遽、突撃。
10人同時に入店という奇跡のタイミングをゲットし、しょうゆ豚骨を満喫した。
そして、みな腹をさすりながら花山温泉に入浴し、大満足で帰洛した。この頃には友ヶ島のことはすっかり忘れていた…(笑)
参考タイム
11/23 | 和歌山市森林公園高森山登山口 8:55 ⇒ 9:10 秋の丘 9:15 ⇒ 9:55 高森山 10:00 ⇒ 10:25 四国山 10:35 ⇒ 10:45 四国山登山口 10:45 ⇒ 10:55 和歌山市森林公園恐竜広場 11:05 ⇒ 11:15 和歌山市森林公園高森山登山口 |
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