丹波白髪岳

丹波白髪岳


【日 程】平成7年9月9日(土)
【人 数】男2人
【コース】住山登山口=1:00=白髪岳=0:25=松尾山登り口=0:15=松尾山=0:50=住山登山口【2:30】

【記録文】
 枚方を5時過ぎに出発。亀岡、篠山経由で登山口の住山には7時半に到着。あたりはのどかな田園&茶畑が広がっている。すぐさま登山を開始と言いたいところだが、不覚にも2人して眠りこけてしまい、目覚めると9時を少し回っていた。(^^ゞ

 9:15 ボーッとしながら登山口を出発。林道をだらだらと進む。20分ほどで、山道への取り付きが現れ、湿っぽい谷道を進む。すぐに谷を離れ、左手の尾根に取り付くが、これが短いながらも、ものすごい急登。汗ダラダラとなる。
 一気に稜線に突き上げると、ここからお楽しみの岩稜歩きが始まる。ハイキングにはぴったりの手頃な岩場が続き、展望も最高、快適に進む。
ピーク直下にてピーク直下にて
 岩場が終わり、ピークへの最後のひと登りという所でハプニング発生。なんと大型犬が2頭、吠えまくって威嚇してくるではないか。どうやら頂上一帯が彼らの縄張らしい。しばらくの間にらみ合いをしていると後ろから単独行のおっちゃんが上がって来た。このおっちゃんと軍議の結果、突撃を敢行することにし、棒を持ち、声を上げて突進、犬はあっけなくどこかに逃げ出してしまった。
10:30 色々問題はあったものの、なんとか登頂成功。多紀アルプスをはじめ、素晴らしい展望が広がる。吹く風も心地好い。長い夏がようやく終わったなという感慨がひたひたと押し寄せてくる。
11:00 ピークを出発。転げ落ちそうな急降下を慎重に下る。689ピークとの鞍部に降り立ってからは、ぐるっと右に回りこむようになだらかな道をたどるようになる。このあたりの自然林は見事である。
11:25 文保寺との分岐。ここから松尾山まで急斜面の直登。一気に登る。
11:40 松尾山着。展望は全くないものの、昔の山寺跡らしく静かな小平地でゆっくりとした所だ。またしても睡魔が襲ってくる。
12:30 むっくりと起き上がり、下山を開始する。まったく今回は山に寝に来たようなもんだ。城跡、酒井氏春の墓等、数々の遺構、遺跡を楽しみながら、飽きることなく車の待つ登山口へと戻ったのでありました。

 この後、篭坊温泉に寄り道し、るり渓経由で帰宅しました。


   

       inserted by FC2 system