白滝谷遡行(3回目)

白滝谷遡行(3回目)

日 程1990年7月27日(金)
山 域比良連峰
メンバー男2人
天 気晴れ
コースタイム坊村〜牛コバ〜白滝〜夫婦滝〜打見山

 サークルの連れが未使用の渓流タビ(前年日高の幌尻山が私の体調不良で中止になっていた)をどうしても使いたいと言い出す。私も採用試験の一次がちょうど終わった頃で、後は面接だけでお勉強する必要もなくなっていたので、それではと納涼お気楽沢遊びを企画する。
 実は先週、坊村から林道を歩き始めたところで、突然の雷雨にあい、あえなく撤退という情けないことになっていた。(江若バスの堅田行きに乗ったとたんに、快晴になったのは、我ながら呆れた)
 今回は梅雨も完全に明けたので大丈夫でしょう。再度坊村から林道を牛コバまで歩く。無茶苦茶暑く、完璧な沢日和である。牛コバで渓流タビに履き替え、ジャブジャブと沢へ。白滝谷は「沢登り」という言葉もおこがましいような平易な沢で、本来なら渓流タビなんかなくても余裕で行ける沢である。ただ、今回は練習&水遊びというコンセプトなので、わざと水に濡れるように滝を直登したり、滝壷を泳いだりとやりたい放題である。
 私はこの沢はもう3回目だが、2度目に来た時に巨大ガエルの大量発生にあい、沢登りどころではなくなった経験があったので、今回も不安だった(連れを無理やり先行させていた)が、幸いにして1匹にもあわず、終始快適な沢歩きが続いた。
 クライマックスは何と言っても白滝の直登とその後に続くボブスレーのコースのような斜瀑でしょう。白滝の爽快なシャワークライムの後は、ボブスレーコースで何度も滑って遊んだ。
 白滝からすぐに夫婦滝に着く。ここからは滝も無くなり、沢沿いに登山道がべったり張り付くこともあり、沢歩きするような雰囲気ではないが、暑かったので、そのまましばらく沢の中を歩きとおした。
 汁谷からリフトで打見山頂まで一気に下り、そこからゴンドラにも乗ってしまうという、超お気楽沢遊びだった。


   

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