−私市から、未踏だった交野三山の一峰を攻略−
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山行概要
2022年4月16日(土) | |
生駒山地 | |
曇り後晴れ | |
単独 | |
京阪私市駅=0:20=獅子窟寺=0:25=普見山=0:10=八つ橋=0:15=傍示峠=0:10=石鳥居=0:10=竜王山=0:05=石鳥居=0:15=住吉神社=0:15=JR河内磐船駅【2:05】 |
記録文(写真はクリックで拡大)
金曜日からの荒天の回復途上の土曜日。天気が不安定なので、近場でトレ目的の山行を企む。
京阪私市駅から歩きだす。まずは獅子窟寺を目指す。グーグルマップを頼りに住宅街を右往左往し、獅子窟寺への参道に入る。
けっこうな登りを経て境内へ。
寺伝によれば、獅子窟寺は文武天皇の頃、役行者が開山し、聖武天皇の勅命により行基が金剛般若窟の寺号で創建したとされる。平安時代には葛城修験の山岳霊場となっていた。
鎌倉時代に一時衰退し、亀山上皇の帰依により14世紀には復興するが、元和元年(1615年)、大坂夏の陣の際、豊臣方への加勢を拒否したため、焼き討ちに遭い、全山焼失した。現存する国宝の本尊、薬師如来像は塔頭吉祥院の法師の尽力によって難を逃れ、一時大和国に避難していた。
その後寛永年間(1624−43年)、和泉槇尾山施福寺の光影により再興され、現在に至っている。
薬師如来像の拝観は事前予約制だった… 残念…
獅子窟の大岩の奥から延びる山道を登る。基本尾根筋を進む。良く整備されている。途中「八丈岩」などの巨石が点在する。
「みはらしの道」が右後方から合流してくる辻から少し登ると、送電線鉄塔の建つ318.7mの三角点峰に到着。ここが普見山で、生駒山が南に望めた。
普見山からゆるやかに下って行くと、くろんど園地の八つ橋に到着。新緑が鮮やかだ。
北へ車道を進み、ゆるやかに下ると車道が東西に交差する。ここが傍示(ほうじ)峠で、今回は左折し、西に下る。
峠を下ってすぐのところで、「中世熊野街道傍示○○」と書かれた石柱が立っていた。このルートも熊野街道の一部だったのか…
車道をのんびり下って行くと、右手に地道が分岐する。「かいがけの道」というルートで、森の中を細道が続いている。
少し下ったところに石鳥居が建っており、ここが竜王山の登り口となる。踏み跡を拾って一気に登る。
交野三山の一峰である竜王山山頂には巨石の上に祠が建っていた。
展望0の静かなピークだった。
引き続き、「かいがけの道」を下る。
「かいがけの道」を下り切った登り口には住吉神社が鎮座する。
創建などは全て不明らしい。
古い集落を抜けると、新興住宅街となり、JR河内磐船駅に無事到着。今日の歩みはここまで。
学研都市線でなぜか京橋へ(笑) まだ10時半だったが、この時間でも普通に呑める(笑) さすが京橋。この日は立ち飲みの「丸藤」さんへ突入!
ハイボールでスタート!
造り3種盛り!
丸藤名物のホルモン丸腸!
串カツ盛り合わせ!
この後、グランシャトーでサウナ&マッサージで至福のひと時。佳き休日でした。
参考タイム
4/16 | 京阪私市駅 7:40 ⇒ 8:00 獅子窟寺 8:05 ⇒ 8:30 普見山 8:30 ⇒ 8:40 八つ橋 8:40 ⇒ 8:55 傍示峠 8:55 ⇒ 9:05 石鳥居 9:05 ⇒ 9:15 竜王山 9:20 ⇒ 9:25 石鳥居 9:25 ⇒ 9:40 住吉神社 9:40 ⇒ 9:55 JR河内磐船駅 |
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