−花粉乱舞の中、速攻ピストン。心は早や城下町へ。−
山行概要
2005年4月2日(土) | |
布引山地 | |
曇り | |
単独 | |
東登山口=0:55=錫杖ヶ岳=0:30=東登山口【1:25】 |
記録文
私の職場のメインイベントである4月1日付人事異動がやっと終わった。前々日は徹夜で、昨日は35時間ほどぶっ続けで仕事していただけに、コンディションは最悪だったが、心の破綻を迎えるよりはまだマシだと思い、強行出動。枚方の実家からR163、名阪国道をぶっ飛ばし、思ったより早く関ICへ。昔、伊勢別街道が通り、現在は芸濃町役場のある椋本の古い町並みを抜け、安濃川をさかのぼり、錫杖湖畔に到着。登山口はダム湖の一番奥にあり、道標も出ているのですぐ分かりました。
頂上まで1から10まで標識が出ています。しばらく荒れた林道を沢沿いに進む。
去年の水害の影響か、いたるところで林道は寸断されています。何度も荒れた沢を横断する。
標識2のところで林道を離れ、スギ林へ。この辺りのスギはカラマツの黄葉かと間違えるくらいに花粉で真っ黄っ黄… やばすぎる。
ずっと杉林… 単調でおもしろみのない道です。とにかくピークだけは踏んどこうと割り切り、淡々と登る。レポート作成に苦労させられるルートです。
標識9から鋭鋒らしい急登が始まるが、さほどのことなく標識10のある展望台。対面の経ヶ峰が大きい。山頂はここからすぐ上です。
ピークは巨石が積み重なっている。さすがに見た目どおり、高度感のある展望が楽しめる。が、今日は薄曇でかつ黄砂の影響か、遠望は0。伊勢湾すらぼんやりとしか見えない。
とっとと下山。山には失礼だがこれだけ盛り上がりのない登頂も久しぶり。やはり疲れのせいか。と言いながら、高速下山であっと言う間に登山口へ着陸。
錫杖湖から振り返る。立派な山です。登頂の喜びが今頃になって湧いてきました。
夕方には用事が入っていたので、それまでに伊賀上野に寄ってくことに。今まで通過するばかりで、初めて訪れることになった。
藤堂高虎築城の名城です。この城はやはり石垣です。天守は昭和の復興天守なので正直どうでもよかったのですが、この日はイベントをやっていて、なぜかアフリカ人がダンスを踊っていたので、引き寄せられてしまいました。写真に撮ってみると物凄いミスマッチですな。
高さ30m。日本有数の石垣です。これが見たかったんです。
後は忍者屋敷を見て帰路につく。今日はサワリと言うことで。
途中、島ヶ原で「やぶっちゃの湯」という温泉がこの2月にオープンしたらしいので、寄ってくことに。当然きれいだし、かけ流しの湯もありなかなかいいお風呂でした。
施設のパンフを見てたら近くに正月堂を発見したので、ここにも寄り道。
観菩提寺(正月堂)は、東大寺二月堂のお水取り(修二会)に先駆けて修正会が行われるところ。東大寺の別院として創建されたらしいです。
予備知識なかったので、端正で簡素なお堂にけっこう感動してしまいました。
大満足で帰宅しました。って、山の印象がほとんどないな〜
参考タイム
4/2 | 枚方(実家) 6:30 → 9:05 東登山口 9:10 ⇒ 10:05 錫杖ヶ岳 10:10 ⇒ 10:40 東登山口 10:50 → 11:35 伊賀上野 12:10 → 12:35 やぶっちゃの湯 13:20 → 15:00 枚方(実家) |
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