−奈良を基点に北山ノ辺の辺りをぐるっと周遊−
山行概要
2009年1月4日(日) | |
北山ノ辺の道 | |
曇り | |
単独 | |
近鉄奈良駅=0:30=白毫寺=1:20=正暦寺=1:45=帯解寺=1:20=近鉄奈良駅【4:55】 |
記録文
御用始めを直前に控え、繁忙期前の最後の悪あがきと奈良へ。近鉄奈良駅から南へ。人影もまばらな東向商店街、ならまちを足早に抜け、東に折れ、白毫寺へ一気にせり上がる。今日は正に冬の曇天。寒くてたまらないので、歩き続けるしかないのだ。
白毫寺も余りの寒さに拝観する気力もなく、先へ急ぐ。
生駒山を正面に。寒々しい光景。東海自然歩道に沿って進む。5分ほど山道を挟んで、鹿野園の畦道を行く。
八坂神社のすぐ先で東海自然歩道と別れ、東へ結構急な細い舗装路を登る。ようやく体が温まってくる。
しだいに辺りは茶畑となり、登り始めて30分ほどで、正暦寺まで1.1キロを示す道標が現れる。暗い植林の中の沢沿いの道で、今日のような曇天だと昼間でも薄暗く、少々心細くなるほど。林を抜けるとすぐに正暦寺の境内へ。
寺院では鎮守や天部の仏へ献上するお酒を作る習慣が昔からあるが、現在の清酒製法を開発したのは正暦寺と言われている。現在もここで仕込んだ酒母を使って奈良県の蔵元11社が醸造した清酒が売られている。
福寿院にも立ち寄る。紅葉の頃の庭園は素晴らしいということだが、今日は寒すぎて早々に退散… ビールを持参してたので、寺を少し下った広場でつまみを食べるが、完全に無謀だった。死にそう。
冷え切った体を温めるべく、ハイペースで西へ。途中の高樋町付近では、のどかな山里が広がる。
辺りがすっかり市街地へと変貌する中、R169をまたぎ、更に西へ。
5年前、3年前に続く3回目の訪問となり、すっかり馴染みとなった帯解寺。
JR桜井線に沿ってひたすら北へ。いくら歩いても体が温もらないので、たまらず奈良町の銭湯に逃げ込む。
最後は奈良駅前の居酒屋でへべれけに。何ともしまらない2009年の初歩きだった。
参考タイム
1/4 | 近鉄奈良駅 9:55 ⇒ 10:25 白毫寺 10:25 ⇒ 11:30 分岐 11:30 ⇒ 11:45 正暦寺 12:45 ⇒ 14:30 帯解寺 14:40 ⇒ 16:00 近鉄奈良駅 |
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