−富雄川に沿って、茶筅の里を行く−
山行概要
2009年2月8日(日) | |
高山街道 | |
晴れ | |
単独 | |
近鉄富雄駅=0:40=王龍寺=0:25=長弓寺=0:40=高山八幡宮=0:25=くろんど池=0:35=京阪私市駅【2:45】 |
記録文
先週に引き続き、繁忙期の僅かな隙を縫って脱走を企てる。
特に予定した訳ではなかったが、気がつけば今回も富雄駅に降り立っていた…
今回は先週と真逆にまずは富雄川に沿って北に向かう。「何の変哲もない都市近郊の川」と言った感じの富雄川を遡り、春日橋バス停で西に折れ、王龍寺に寄り道する。
途中ゴルフ場の中を歩いたり、全く人気のない丘陵を歩いたりと、道を間違ったのでは? と不安になりながらも何とか山門に到着。
山門をくぐると、景色が一変、鬱蒼とした山林となる。コジイ、ヤブツバキ等の照葉樹の自然林で何とも言えず居心地が良い。癒されるとはこういうことか。林の中に延びる石段を少し登って本堂前へ。
寺を辞し、北東に進むと、あすか野のいかにも新興住宅地といった整然たる住宅地に飛び出す。さっきの幽邃な境内の雰囲気はぶち壊しでブチブチ言いながら、東にゆるやかに下れば、先ほどの富雄川に復帰。またしても味気ない川沿いの舗装路を坦々と北に進む。
生駒上町のバス停に「長弓寺」の案内板があり、東へ進む。
この辺りでは数少ない国宝の本堂。堂々たるたたずまい。
なかなか良い雰囲気の路地。この辺りは観光的には穴場なのか、国宝寺なのに人影はまばら。
再び富雄川に戻り、更に北へ。変化に乏しく、排気ガスを吸いながらの苦行に閉口。
R163を越えて高山に入ってくると、ようやく周囲には茶筅用の竹を円錐状に組み上げて天日干しする光景があちこちで目に入るようになる。茶筅の生産量は全国一らしいです。高山八幡宮は近い。
茶筅の里、高山の中心に建つ。本殿は重文。
高山城址の小山を左に睨みながら、くろんど池への登りにかかる。今日初めての本格的な登りで額にはうっすらと汗がにじむ。
パッと目の前が明るくなり。溜池のくろんど池に到着。この辺りはすぐ隣にも高山溜池がある。極端に雨が少ない地域らしい。
枚方出身の私にとって、遠足で何度も来たところ。(その割にはあんまり覚えてなかったが…)
後は私市駅まで定番のハイキングコースをぽくぽくと歩く。木漏れ日が柔らかかった。
参考タイム
2/8 | 近鉄富雄駅 10:00 ⇒ 10:40 王龍寺 10:50 ⇒ 11:15 長弓寺 11:25 ⇒ 12:05 高山八幡宮 12:10 ⇒ 12:35 くろんど池 12:40 ⇒ 13:15 京阪私市駅 |
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