−12年振りの再登も,またもやガスガス−
山行概要
2014年6月14日(土) | |
八ヶ岳連峰 | |
曇り | |
♀1名(AWさん),♂3名(GM君,Wヒロシ(I.ヒロシ,F.ヒロシ)) | |
唐沢鉱泉=1:45=黒百合ヒュッテ=0:10=スリバチ池=1:05=東天狗岳=0:15=西天狗岳=0:20=第二展望台=0:20=第一展望台=0:40=枯尾ノ峰分岐=0:40=唐沢鉱泉【5:15】 |
記録文(写真はクリックで拡大)
本格的な梅雨前に何とか残雪の山を楽しみたいということで、職場の山好きメンバーを誘って夜行日帰りで北八ヶ岳を目指す(日本VSコートジボワール戦が翌日の日曜朝だったので、弾丸日帰りツアーとなっていた…)。私は恒例の泥酔参加で、皆に顰蹙を買いながら、ワールドカップ開幕戦のスペインの崩壊にキャーキャー言いながらの道中。
夜が明けるが、頭上はどんよりとした曇天で、天気は期待できず… 最後はダートを数キロ走って、唐沢鉱泉に到着。既に先客が20台ほど。そんなに高所に来た感じがしないが、既に1870mもあるらしく、車から出ると肌寒い。
苔の間から湧き出ている鉱泉の源泉横を抜け、登山道へ。
苔むした地表と針葉樹の森の中を行く、いかにも北八ツといった感じの静かなトレールを行く。基本は唐沢に沿って登って行くが、水流が現れたり、伏流になったりと変化に富んでいる。
残雪は岩の隙間くらいで、ほぼ無雪期と同様に黒百合ヒュッテまで登ることができた。
ガスが走るヒュッテ前で軽食をとるが、めっちゃ寒い。防寒具はレインジャケットしか持ってきてこなかったのは失敗だった。
東天狗岳へは、天狗の奥庭経由のルートでヒュッテから直接向かう。最初の大きな雪田が残る急斜面を登ると、穏やかな平原に出るが、吹きさらしで寒くてたまらない。
スリバチ池の横を抜けると、天狗岳への本格的な登りに取り掛かるが、登っても登っても、体が温もらず、寒くて死にそう… 中山峠からのルートと合流すると、東天狗のピークは近い。
12年振りの登頂だが、前回同様、今回もガス一色。
この山との相性は極悪のようだ…
やはり激寒なので、這う這うの体でピークから撤退。砂礫の斜面を西天狗との鞍部へ駆け下り、ほぼ同じ標高差の登り返し。西天狗の本体で風が遮られるのか、寒さに苦しむことなく、西天狗山頂へ。
15分ほどピークで粘ったが、天気好転の兆しが無かったので、やむなく下山開始。
西尾根を下るが、いつもの「敗北の方程式」のとおり、下るごとにガスが薄くなってきた。
第一展望台で完全にガスが晴れた…
最後は薄日も差す中、カラマツの新緑を愛でながら、唐沢鉱泉まで下った。
10℃の冷泉を沸かした鉱泉の湯にのんびり浸かり、後は睡魔と闘いながら、帰洛した。
しかし、無理して日帰りしたのに、翌日の日本VSコートジボワール戦は…
参考タイム
6/14 | 唐沢鉱泉 6:15 ⇒ 7:20 唐沢鉱泉分岐 7:20 ⇒ 8:00 黒百合ヒュッテ 8:15 ⇒ 8:25 スリバチ池 8:25 ⇒ 9:30 東天狗岳 9:35 ⇒ 9:50 西天狗岳 10:05 ⇒ 10:25 第二展望台 10:25 ⇒ 10:45 第一展望台 10:50 ⇒ 11:30 枯尾ノ峰分岐 11:30 ⇒ 12:10 唐沢鉱泉 |
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